PiPi's World 投稿小説

ギアの花火
官能リレー小説 - SF

の最初へ
 2
 4
の最後へ

ギアの花火 4

「これが…選ばれし…」
青年はそう呟くと、ゆっくりと俺の股間に手を伸ばした。そして優しく包み込むように握り締めてくる。
「うおっ!?」
俺は思わず声を上げた。だがやはり身体は動かないままだ。
青年はそのまま手を上下に動かし始めた。最初はゆっくりだったが、すぐにその動きは激しくなっていく。
「くっ…!や、やめろっ…!」
俺は必死に抵抗しようとしたが無駄だった。青年は恍惚とした表情を浮かべて手を動かし続けている。
ふと青年の視線が下方に向いた。そこには俺の陰嚢がある。
青年はそこにも左手を伸ばすと、やわやわと揉み始めた。睾丸が脈うち、精液の生成が加速する。
そしてついに限界が訪れる。
「うああっ!」
俺は歯を食い縛りながら射精した。勢い良く飛び出した白濁液は天井にまで届きそうだ。それでも青年は手を緩めない。最後の一滴までも搾り取ろうとするかのように、手の動きを加速させた。
俺は青年の股間に視線を移す。
彼のペニスもまた、大きく屹立していた。その先端からは透明な液体が流れ出ている。
この行為に彼も興奮しているのだ。
──ま、まさか…。
嫌な予感が頭をよぎる。
だが次の瞬間、その予感は的中した。
青年は自らの陰茎を掴むと、それを俺のものへと近づけたのだ。そして二本同時に握り込むと上下に擦り始めたのだ。


,
の最初へ
 2
 4
の最後へ

SNSでこの小説を紹介

SFの他のリレー小説

こちらから小説を探す