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入れ替わり
官能リレー小説 - SF

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入れ替わり 1

僕が目を覚ますと知らない部屋だった。
「え?ここどこ?」
僕の部屋はこんなに広くない。混乱状態の中で壁にかかってる鏡を見るとホストのお兄さんみたいなかっこいいイケメン顔になっていた。
「うわあああ!」
ベッドを降りようと手を動かしたら何か柔らかい感触が当たりゆっくりと布団をめくったら女の人が寝ていた。
「ン?おはよう健吾。怖い夢でも見たの?」
寝ぼけた顔で僕のことを『健吾』と呼んだこの女の人は誰なんだ?
それに僕は昨日まで小学生だったのに。
「えっと、きみは誰?」
「忘れたの?カラオケボックスでお酒を飲みながら私を口説いて私を健吾の部屋に連れ込んじゃない。」
「いや、そうじゃなくて、きみの名前とか。」
そういえば頭が痛い。でも、昨日の僕は夜、自分の部屋でゲームをしてたはずだ。それに、まだ小学生だからお酒は飲めない。

「私は加藤めぐみ、女子大生よ。」
「よ、よろしく、加藤さん。」
「今更、敬語はやめてよ。めぐみでいいよ。私たち付き合ってるんだから。」
「そ、そう?じゃあ、よろしく、めぐみ。」
小さいテーブルの上に携帯が置いてある。この健吾という人が何者なのかわかるかもしれない。
携帯の中を見ると、この健吾の携帯には女の人の名前がたくさん登録してあった。女子高生から人妻まで。

その中にはめぐみの名も登録されてはいたが、
健吾がこれ程多くの女性と交際しているのか、
そもそもこれといった接点も無い自分と健吾が入れ替わってしまったのかすら分からないまま、
シャワーを浴びようとしてふと鏡を見ると、

「(か、格好良い。)」

確かめるように程良く盛り上がった胸筋、割れた腹筋、引き締まった腕や脚、
そして、包皮がすっかり剥けて亀頭が露わとなった陰茎に触れると、

「硬くなっている。」

一方、

「ここはどこだ・・・腹とか締まりが無え。」

健吾はふとノートを手に取って、

「5-2 小村正弘・・・」
部屋に誰かが入ってきた。
「正弘君またおちんちんが大きくなってる。仕方ないわ。学校に行く前に済ませないと。」
美人巨乳女性が健吾の体を両手で軽々と持ち上げ抱っこした。
「え?」
(誰なんだ?この美人の女はこいつの母親なのか?それにしては若い)

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