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入れ替わり
官能リレー小説 - SF

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入れ替わり 2


健吾は兄夫婦を事故で失い残された甥の正弘を育てているという愛果に、

「(よく見たら雑誌のグラビアで見る顔だし、甥でもお願いすればヤらせてくるかな。)」
「普段は愛果さんって呼ぶのにおばさんって言いかけるし、様子が変だよ・・・」

原因すら分からないまま正弘と健吾が入れ替わって数ヶ月、
正弘は記憶喪失になったという事にしたのと、ゆみとかのフォローもあって、
どうにか大学生活を過ごしているのだが、
そんなある日、

「もしかして・・・」
「お前、正弘か。」

正弘の目の前にいる少年は、
数ヶ月前より痩せていて、口調にも荒々しさがあるものの、
少年ならではのあどけなさなどはそのままであり、
互いの近況などについて話し合っていると、

「□□とか△○とかのアドレスまで消したのかよ。」
「そ、それは・・・」
「愛果さんとか隣の学級の女子とか相手には困らないから良いけど。」

健吾は正弘として愛果などに手を出していると聞いて、

「そ、そんな。」
「愛果さんの言う通りに避妊はしているから孕んだりはしねえよ。」

そう言って帽子を深々と下げ、

「も、もし戻ったらどう接していけば・・・」
「お前こそゆみとかとやっていないのかよ。」
「そ、それは・・・」

健吾は正弘を自分(元は正弘)の部屋へと通し、

「下手に弄ってないから安心しろ、それよりさ・・・」

健吾の提案で全裸になっていくと、

「どうだ、腹筋とか見えてきただろう。」
「そ、そうだね。」
「お前こそ脂肪率一桁を維持してくれてありがとうな。」

「ちょ、ちょっと良いかな・・・」

翌日、健吾が正弘として学校に登校してくると、
学級で少し浮いた存在である加藤みゆが声をかけてきて、

「まさかとは思うけど、健吾だよね。」

同じ頃、大学へ向かう途中、ゆみが、

「めぐみが大事な話があるそうだよ。」
「大事な話・・・」
「あれだけやる事やれば出来ると思うけどね。」

ゆみに連れられ、めぐみの元へ向かうと、

「じゃあ、先に講議室へ向かうね。」

ゆみが去っていくと、

「加藤さん・・・じゃなかっためぐみ。」
「健吾さん、今、貴方の目の前にいるのはめぐみの妹のみゆです。」
「(み、みゆってどこかで聞いた・・・)」

正弘はみゆとは同じ学級になった事は度々あったが、
これといって接点も無く、

「(名簿で加藤みゆってあった気がするけど・・・)」

正弘はみゆとめぐみが入れ替わったように自分と健吾も入れ替わっている事を話し、

「す、少し混乱してきました。」
「めぐみさんに年が離れた妹がいるとは思ってみなかったけど・・・」

健吾とめぐみは授業が終わるとみゆの部屋で、

「健吾のバカ、バカ、バカ。正弘って子にも迷惑かけてこの浮気男。」
「そんなに叩くなよ・・・にしてもお前の妹、胸が思ったより育っているな。」
「ちょ、ちょっと健吾ったら。」

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