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荒れた星の戦士
官能リレー小説 - SF

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荒れた星の戦士 9

 
「ばははっ! 気絶した相手にしか強気に出れんか。どうやら援護に徹した訳ではなく、それしか出来ん臆病者だったらしいなぁ!」

船長の放つ言葉が見張りたちのプライドを打ち砕いているが、わざわざ反撃する度胸のある者はいなかったらしい。

「は、はんっ。縛られて、なに言ってんだ、かっ!」
「……ふぅっ。無暗に前に出るのは、ただの愚か者だ」
「所詮はっ、あぁっ! 尻穴好きの言い訳、だろっっっ!」
「はっ、はぁっ! ビキニ一枚じゃ、バリアも意味ねえしなっ」

酒と集団の勢いに任せ、退屈な見回り業務の鬱憤を晴らすように海賊の穴を使う男たち。
普段なら街の商売女で解消してた性欲が、長期任務で溜まっていたゆえの暴走だった。

「ぬははははぁっ! お前らでも使いやすかろう? わざわざ気遣わなくとも、勝手に濡れておるだろうからなあっ! ……そいつらは馬鹿だが、馬鹿なりの覚悟があったのよ」

「で、出るぞ!」「俺もダメ…」「我慢できねぇ、ああっ…」
次々に船員の男達が中に放つ。その刺激で、眠り続けていた手下も目を覚ました。
縛られたままの彼等はしばらくもがいていたが、そのうちヤケを起こしたらしく船員達を挑発したり自ら腰を振り始めた。
 
「おいおぃ、地球生まれはっ! 男好きばかりかっああぁっ!」
「ほらよっ。女日照りは辛れぇなあぁぁっ!」
「はっ、はぁっ! お前さんも、好き者d……んほぉおあぁ!!」

混沌とした倉庫は、涙を流しながら交わりあう男らの熱気と汗で、空気が揺らぐ事態となっていた。
黒スライムが媚毒を分泌し、宿主が精を絞りやすくなるよう手伝う。
何故か男性の精をエネルギーに変えるそれらは、今まで通りに餌を求めて蠢いた。
すでにどちらが責めてるか分からぬ混沌のなか、船長は面白そうに笑みを深めた。

「うあっ!」
次々に船員の男達の顔色が変わる。
子種を求めた黒スライムが彼等のペニス中に逆流を開始したのだ。スライムと連結したペニスは引き抜くことも出来なくなっていた。
卑猥な空気だった倉庫はたちまち船員の苦悶の声で埋め尽くされていく。もがく船員を海賊の男達が押さえつけ、腰を合わせる。
体格に大きな違いは無いとはいえ、筋肉質な海賊に押さえつけられては力の抜けた見張りらに反撃は難しい。
引き締まった尻の下、黒スライムが脈打ちながら尿道の壁をくすぐり、内側から前立腺を擦られた。
精液が作られる場所をグチュグチュと掻き雑ぜられ、精巣に絡みついた先端が鈍い痛みと共に撫ぜまわす。
媚毒によって焼かれ敏感になった導精管が、抜き差しによって射精のような快感の波を与え続けた。

「おっごっ! ごぼっ、がっあ゛っ、おお゛ぉぉ゛ぉお゛ぉっっ!?!」
「ぇへぁっ、ほっ、ぉほお゛ぉぉ゛っ……」

腰を揺らす海賊たちすら、逃げる気など霧散し快楽を貪るだけに堕ちている。
この悪魔の宴は、精魂尽き果てるまで終わる気配が無かった。

宴から離脱したオルトンは、自分につき従うクローン女と共にシャワーを浴びていた。
狭い船内の仕切られた一角で、体を寄せ合いながら温かな湯に身を委ねている。
意外と豊満な肢体を抱きしめ、紙一重の戦いで昂ぶったペニスを女の太股に突き挿した。

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