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モテモテの世界
官能リレー小説 - SF

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モテモテの世界 7

(ところで君は何者?)
僕の心に直接話しかけてきた声の主に聞いた。
(知りたいですか?)
(うん。知りたいし。可愛い女の子で優しい人なら、お友達になりたい。)
(ふふっ。あなたが望むなら、近いうちに会いに行きますよ。)
(その日を楽しみにしてるよ)
(御期待にそえますか保証は出来ませんですけどね。それよりも今は彼女の相手をすべきですよ)
その言葉に現実に引き戻された健吾は凄まじい射精感に襲われた。
「み、美咲。もう、そろそろ出そう」
そう健吾は訴えるが美咲は相も変わらずフェラチオに没頭している。健吾の巨根に苦戦しながらも必死で愛撫を続けていたのだ。そして健吾は美咲の頭を掴み叫ぶ。
「み、美咲。出る!出るよ!」
そして健吾は美咲の口内に射精した。
「んむぅっ?!」
次々と美咲の口内に健吾の精液が送り込まれる。
「んぐっ!んっ、んんっ!ごぐっ、ごくっ、んぐっぅっ、んくっ」
美咲は懸命にそれを飲み込む。
「んんっ、じゅるっ、けほっ、んんっ、ごほっ、んくっ」
そしてどうにか全て飲み込んだのだった。
「ごほっ、けほっ、はぁ、ごほっ」
「何も無理しなくても」
僕はむせている美咲の頭を撫でながらそう言った。
「だって……勿体無いじゃない」
口元から僅かに精液を垂らしながら美咲はそういった。
その妖艶な微笑みを受けてか僕の一物は萎える事は無かった。

「あんっ、今出したのに、凄い元気ね。健吾のコレ」
美咲は相変わらず勃起している僕のを掴んでうっとりとしている。
「コレなら直ぐに次に進めるわね。良いでしょ?」
「も、勿論!」
美咲の誘惑に大喜びで乗る僕。この世界では実際にはどうなってるか分からないけど事実上童貞の僕は、初めてのフェラチオに続いての行為に期待に胸が溢れる。

そして美咲は僕をそっとリクライニングチェアに寝かせその上に跨った。そして僕の天を突かんばかりに勃起しているモノに自身の秘所を当て擦りだした。
「ああっ、それじゃあ、健吾。良い?入れても良い?」
「勿論!僕も早く美咲の中に入りたい!」
「じゃ、じゃあいくわね」
そう言って美咲が勢いよく腰を下ろした。

「くっ!痛!い、痛ぁ!」
「み、美咲?!」
美咲の表情が歪む。もしやと思って結合部を見ると血が滲んでいた。
「美咲…血が出てるって!」
「そ、そんなの、初めてだから、当然よ」
僕は思わず『バージンだったの?!』と叫びたくなったのをギリギリで堪えた。確実に怒るだろうし、失礼な発言なのは間違いないからだ。とはいえ色々と言いたい事も有るので言葉を選んで美咲に尋ねた。
「今更聞くのも何だけどさ、初体験がこんな状況で良かったの?カメラで撮られて色んな人に見られちゃうんだよ?」
口には出来ないけど更に言えばバージンなのによくもこんな大胆というか変態レベルの事ができるよな。初体験を生配信なんて……。
「は、初めてだからこそ。き、記念として、残しておきたかった、んじゃないのっ」
正直理解は出来ない。百万歩譲って記念に記録しておくのはまだしも、不特定多数の他人に見せるなんて……これも今までの世界との感性の違いなんだろうか?

「そ、それに、これで会員にはなれるでしょうし」
「そんな事じゃ割に合わないと思うんだけど?」
実質AVに出演してるんだから、これから先の人生に大きな悪影響を及ぼしかねないだろうに。それともこの世界では、その手の経験は悪評に繋がらないんだろうか?
「何より、これで私は、山西健吾の物だって証明、出来るでしょう?」
痛みに耐えながら健気に答える美咲。思わずドキッとしてしまった。
「うわああぁっ?!なんか、今、ビクって?!ま、また大きくなったぁ?!」
僕は美咲を少しでも楽にする為に美咲の両胸を掴んだ。
「ふあああっ?!な、何?」
「これで少しでも気が紛れればと思ってさ」
「た、単にオッパイをっ、触りたかっただけじゃあああっ!ないの?」
「一挙両得ってヤツさ」
僕は美咲の身体が慣れるまで腰を振りたくなる欲望を押さえつける為にも美咲の胸を弄りまくるのだった。

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