過去に戻った男 6
「指だけじゃ、満足できないわ。智樹君のおちんちんちょうだい」
と、そこにバスタオルを体に巻いた伊織がやってきた。
「と、智樹、お姉ちゃん?」
伊織の声で気づいた僕たちは伊織の方を見た。
我に返った美月が伊織に説明しようとしたら伊織が、
「気づいてたよ。お姉ちゃんも智樹のこと好きなんじゃないかって。ちょっとびっくりしたけど怒ってないよ。」
「だからいいよお姉ちゃん。智樹と仲良くしても。でも智樹、私から離れて行かないで。後で私とも」
伊織はにやっと笑った。そしてタオルを巻いたまま自室に入ってドアを閉めた。
美月も、ほぼ同じような笑顔を浮かべた。
「じゃあ、遠慮なく」
美月は自らの手で僕のおちんちんを入るべき場所に導いた。
「智樹のおおお!!智樹のおお!おちんちんが入ってくるぅうう!!」
「美月、入ったよ。このまま続けていいよな?」
美月は顔を赤くしながらもうなづいた。
「動かしてお願い。」
「あっ。あっ。突かれてる。私の穴の中を突かれてる!」
僕のおちんちんに何か気持ちいいものが絡みついているのが感覚で分かった。
僕は突き続けた。僕自身がとろけてしまうかのような感覚だった。
「智樹、智樹、ともきぃ…」
初めは抑え気味だった美月の声も、抑えきれないのかだんだん大きくなっていった。
僕はスピードを速めた。だんだん限界に近づいた。
「美月、中に出していい?」
美月は無言でOKした。
ほどなく、耐えきれなくなりつつあった僕の砲は勢いよく火を噴いた。
そして、そのままどちらともなく寝てしまい、その晩は伊織には申し訳ないことにおあずけにしてしまった。
伊織には翌朝、埋め合わせた。
一週間後の翌日に話を戻す。
そろそろ、中国留学の件を何とかしなくてはならない。
パパの地位に関わるかも知れない、とはいえ、ここで留学してしまっては過去に戻ってきた意味が無い。
僕は岡本教授室に来た。