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理想の彼女をつくろう
官能リレー小説 - SF

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理想の彼女をつくろう 29


幸い栄治が小学生の頃に着ていた衣服が幾らか残っており、
「まさか栄治の下着を穿くとは思わなかったよ。」
「幸恵さん、元に戻るまでの我慢ですよ。」
「見た目は小学生だからプールとかは安く入れるな。」

市営プールへと向かうと、
「思ったより空いている。」

それぞれ緑と黄色のワンピース型の水着を纏った桃香と幸恵に、
「少なくとも際どい露出のある水着よりはまともだな。」

すると幸恵は栄治の頭を脇に挟み込んで、
「栄治ったら、可愛いとかって褒めて欲しかったのに。」
「ご、ごめん。」
「栄治さんも幸恵さんも喧嘩は止めて泳ぎましょうよ。」

泳ぎ疲れた栄治達が家に帰ると、
「もう動きたくない。」
「栄治、貧弱過ぎるって・・・まあ僕達もふらふらになりそうだったから、同類よね。」
「性欲は有り余っているのに、発散出来ないなんて・・・早く元に戻りたい。」

すると服が破れる音がし、
「桃香、幸恵、もしかして元に戻っているんじゃないのか?」
「確かに服がきつく・・・」

慌てて立ち上がろうとすると服が一気に破れ、
「桃香、僕・・・私達の胸の感触が戻っていくよ。」
「それより力が漲ってきたぞ。」

栄治が曲げた腕の筋肉が盛り上がっているのを見て、
「栄治も元に戻って・・・ここも盛り上がっているよ。」
幸恵が栄治の陰茎を手に取ると、桃香も触り出し、
「結構反り返っていますね。」
2人と出逢ってからサイズアップした巨根が蘇った。
「凄い迫力。小さい栄治も良いけどコレはやっぱりこうじゃなきゃ」
「そうですね。逞しくて素敵ですよ」
「2人もやっぱり今の方が良いな。実に色っぽくていやらしい身体つきだもんな」
オマケにビリビリに破けた服が全て落ちて全裸になったという訳でもなく、それぞれ中途半端な半裸状態なのが、逆にいやらしい。
「しかし、危なかったな。もしプールで元に戻ってたら……」
「考えたく無いね」
「悪夢です」
公共の場で元に戻ってたらという悪夢に俺達は震えた。
「こうなると能力低下は寧ろ幸いだったな。身体能力が今のままだったら、まだ泳いでたかもしれないぞ」
「栄治が虚弱で助かったなんて皮肉だね」
「そもそも、いつ元に戻るかも分からなかったのに外に出掛けた事自体が、愚かでしたね」
「まあ、何でも良いさ。元に戻ったからなのか疲れも吹き飛んだ事だし。俺達の復活を祝って……ヤるか?」
「賛成です」
「当然だね」


進級を控えた頃になっても俺達は性欲に満ち溢れており、
「栄治さん、追試があったとはいえこの頃ちっとも相手にしてくれなかったですね。」
「もう私達の事、嫌いになったのかと思っちゃったよ。」
「桃香に幸恵、今からお前達の好きなのをやるから。」

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