PiPi's World 投稿小説

処女搾乳物語〜their daily life〜
官能リレー小説 - SF

の最初へ
 90
 92
の最後へ

処女搾乳物語〜their daily life〜 92

「ただ、今日の夜は私にお付き合いしてくださいな。リーナとのが終わって帰ってきましたら、お部屋までお迎えに来ます。ですので帰ってきたら待っていてください。あと、エミュちゃん達は?」

エミュ、美帆、そして杏に話を振る。
「今日は私達もエミュちゃんにこの街を案内してもらおうかと…」
「エミュのお気に入りの場所、教えてあげるね!」
「先輩とは会える『かも』しれませんが邪魔しない『つもり』ですので私達は私達で楽しんできますね!」

どうやら、女三人でショッピングなどをするようだ。


そんなこんなで朝食が終わり、秀憲は外行きの支度をする。と言っても、実のところフィーナが、取り寄せたのか作ったのかは知らないが、とりあえず用意してくれた地球の服である。

そのまま門のところでリーナを待つ。ちなみにラナとリムが中心部まで送ると言って来たのだが「車で行っちゃデートとは言わないわ!」というリーナの持論により、公共交通機関(笑)で行くことにしたのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・            「ごめんっ!秀憲待ったぁ?」

待たされること20分。ようやくリーナがやってきた。
「ん、ちょっとは待った…って!?リーナ!?その格好!?スカート?」

いつもは行動優先のため、下にズボン、上に極薄の物(秀憲には形容しにくい…あえて言うならボディースーツみたいな?)しか着ていない。それ故今日のようにスカートを履いているリーナに秀憲は極まりなく驚いてしまった。
「な、何よ!私がスカート履いちゃおかしいの?そうよね?どうせ私には似合わないわよね!」

秀憲はいつもとは違った雰囲気のリーナに感嘆の意を込めて「スカート!?」と言ったつもりだったのだが、リーナは少し拗ねてしまったようだ。

「いや、だから違うって!どうしてリーナはそんなにすぐ機嫌悪くなるかな?もとの素材が超極上なのに似合わないはずなんかないじゃないか!」

事実である。現に今のリーナの姿からはいつもの暴れ馬は姿を潜め、深窓の姫君とまでは行かないものの、ご令嬢然とした雰囲気を醸し出している。

「う、うぅ〜!し、知らないんだからこの口八丁!!エロ憲!年中発情男!!」

リーナは真っ赤な顔をしてスタスタ先に歩いていってしまう。
「お、おいっ!?リーナ待てよ!俺道分かんないだから…まったく、このお姫様は」

苦笑しつつ後をついていく秀憲。リーナもちゃんと秀憲が着いてきているかどうか、ちらちら後ろを振り返っているあたりが、可愛らしい。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんな二人を見ている影三つ。


SNSでこの小説を紹介

SFの他のリレー小説

こちらから小説を探す