PiPi's World 投稿小説

パラレルワールド
官能リレー小説 - SF

の最初へ
 5
 7
の最後へ

パラレルワールド 7

車イスに乗って食堂でさやかちゃんと一緒に晩ご飯を食べながら、さやかちゃんはまだ何かを隠しているかもしれないと考えた。晩ご飯を食べたあと、病室に戻りさやかちゃんに捕まった瞬間僕はさやかちゃんをベットに勢いよく押し倒した。
「きゃ!」
さやかちゃんが驚いて僕の顔を見る。
「僕の記憶の事まだ何か知ってるか隠してるでしょ?知ってるなら全部話してよ。」
「何を言ってるの?私としたいの?」
とぼけているのか?それともほんとに何も知らないのか?

 「したいなら、言ってよ。脚痛いだろうからそれどころじゃないかなあ、って、思ってたの…このまま、仰向けになれる?痛くない?」
 「あ、ああ、大丈夫…」
 僕が包帯をした側の脚をかばいながら仰向けになると、さやかちゃんはレーシングショーツとパンティを同時に脱いでいた。
 
 
 
さやかちゃんが小声で話した。
「私たち伊藤先生に監視されてるよ。この部屋の壁の中にすごく小さいカメラがいくつか埋め込まれてるの。」
「え?なんで僕たちを?」
「私も理由は知らない。でも、私たちに危害を加えるつもりもないみたい。ただ監視しているだけ」
 僕は小声で続けた。
 「監視されてるのわかってて、なぜそんな」
 「付き合ってる男と女が密室でヤルのは当たり前。当たり前のことやったほうが、気づかれてるって悟られないでしょ」
 さやかちゃんはそう言いながら僕の短パンのファスナーを開いて、僕が何か考えるより前に中のものを取り出す。
 「気持ちよくなくても、演技して」
 僕はそう聞いて、ヤッているフリをするのかな、と思って興奮した場所もやや萎えた。しかし、そうではなかった。さやかちゃんはその場所をすぐに自らの場所へと導いた。
 ソコは暖かく湿った感覚に包まれる。
 「うああっ、すげえ!」
 「よし、いい演技」
 「演技じゃなく気持ちいいよ!」
「足痛いでしょ。私が動くからじっとしててね。」
「あのさ、牧村先生も僕のこと監視してんの?」
「さあ知らない。ママは私たちの味方だと思うけど。監視されるのが嫌ならここから逃げ出す?」
僕の体の上でさやかちゃんの綺麗な体が上下に揺れている。
「え?逃げる?」
「足のケガだけならママが治してくれるよ。」

SNSでこの小説を紹介

SFの他のリレー小説

こちらから小説を探す