PiPi's World 投稿小説

パラレルワールド
官能リレー小説 - SF

の最初へ
 24
 26
の最後へ

パラレルワールド 26

「ご、ごめん」
「い、いえ…」
駅に着き、僕たちは電車を降りた。
「春木くん、この子は誰?」
愛香ママに尋ねられ、僕は有希さんを紹介した。
「そう。よろしくね」
続いて、有希さんにもママを紹介した。
「そうですか。よろしくお願いします」
有希さんはママに頭を下げて挨拶した。

「ところで、さやかさんは一緒じゃないんですか?」
有希さんに問われ、僕は、さやかは病院で検査を受ける為に学校には遅れると告げた。そして、僕たちは駅を出て、学校を目指して歩いた。


午前の授業が終わり、昼休みになると僕は学生食堂へ向かった。食堂に入ると、さやかと夏奈の姿を見つけた。僕たち3人は同じテーブルに座った。
病院での検査は早く済み、さやかは1時限目の授業開始ギリギリに教室に入ったそうだ。
「さやか、検査はどうだった?」
僕は気になってしょうがなく、さやかに尋ねた。
「うん。赤ちゃんができる兆しは見られないって」
「そうか」

「部活のことなんだけど、バスケ部に入ることにしたよ。」
いろいろ考えた結果、さやかたちの近くにいたいと思ったからバスケ部にした。
「そっか。でも、複数の部活にも入れるからバスケだけにこだわることないよ。私も写真部にスカウトされて入ったから」
夏奈も新体操部だけじゃなく、ほかの部にも入ったみたいだ。
ご飯を食べたあと、さやかたちと別れてトイレに行くと聞いたことのある声が聞こえてきた。
「駄目よー。鈴村君、こんなところで。」
声が聞こえるドアに耳を当てて聞いてみると、如月先生の声だった。そして、クチャクチャといやらしい音もかすかに聞こえてくる。どうやら如月先生がトイレの中で僕の名前を言いながらオナニーしているみたいだ。


僕がドアを開けると、如月先生が驚いてオナニーしていた手が止まった。
「いつからそこに?違うの。あのね、これは、その・・・」
僕にオナニーしていたところを見られ動揺して顔が赤くなっている。
そして、僕が黙って見てると、勝手にしゃべりだした。
「電車の中で鈴村君にお尻を触られてから我慢できなくて。」
 「昨日からですか?」
 「そう、昨日から、何度か…」
「早く言ってくれれば抱いてあげたのに。如月先生みたいな美人さん、僕ならほっとかないですよ。」
「抱いてくれるの?」
「もちろん。」
この学校に男子トイレは無く、校則違反もなかった。
そして、僕の場合、授業に出ても出なくても出席扱いになるようだ。
「でも、トイレじゃ狭いですから保健室に行きましょう。」
「そうね。」

如月先生はパンティをはいて服を整える。
「ほんとに出席扱いにしてくれるんですか?」
「ええ。ほんとよ。その代り女の子たちとたくさんセックスすることが条件よ。」
保健室に行く途中いろいろ話した。如月先生の家族のこととか。趣味とか。
家族は姉と母がいるみたいだけど、如月先生は一人暮らしをしている。

SNSでこの小説を紹介

SFの他のリレー小説

こちらから小説を探す