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パラレルワールド
官能リレー小説 - SF

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パラレルワールド 15

僕は夏奈の腕をどけ、上半身を起こした。すると、
「あら!春木くん…おはよう」
隣のベッドから愛香ママの声がして、
「おはよう…ママ」
と、僕も言い返した。さやかちゃんはまだ眠っている様子だった。
「寝てるとき汗かいたから、一緒にお風呂に入らない?」
「え?朝風呂ですか?」
「昨日、さやかちゃんとお風呂に入っていたでしょ?」
「僕もママとお風呂に入りたいです。」
お風呂といってもシャワーを浴びるだけだけど。
まだ寝ている2人を起こさないようにバスルームに行く。
「ママの体、洗ってあげるよ」
「ほんと?ありがとう。」
僕は直接手に石鹸を泡出せてママののおっぱいをもみほぐす。
「いきなりそこから洗うなんてエッチね。はぁん。お返しよ。」
ママは僕の口にキスをしながら抱きしめてくれた。
 愛香ママもその後直接手に石鹸をつけて泡立て、僕の首から肩、腕、胸、背中、お腹と次々洗い、そしておチ◯チ◯を特に愛おしそうに念入りに洗っていった。
 僕もお返しに愛香ママのおっぱいから下に向かって手を動かし、マ◯コを念入りに洗っていった。
 愛香ママは目を閉じ、気持ち良さそうにうっとりしていた。
 そのうち、ママはもう一度僕を抱きしめ、僕の手を止めた。
 「ねえ、昨日の晩、春くん、私の話でうんざりさせちゃってごめんね」
 「いや、ちゃんと聞けなくて、ごめんなさい」
 「いいよ、私が暴走しちゃったから。でも、昨日、うんざりしちゃったから話すのやめた大事なこと、なるべく短く言うね」
 「うん」
 「子供を作れる男がどんどん減っていく中、解決の切り札が、パラレルワールドから来てもらった、男なの」
「そんな簡単に行き来できるの?」
「国から支給された特別なパソコンか携帯を使えばね。」
「ママとまたキスしたい。」
「ふふっ。いいよ。」
もう1度、ママの口に長いキスをしたあと、ママのおっぱいにもキスをする。
「はぁ、ん・・だめ。そんなふうにされたら。」
すると、ママのおっぱいから母乳が出てきた。
「こら、飲んじゃいけません。それは赤ちゃんが飲むものよ。」
「もったいないから、僕がママの母乳を飲んであげるよ。」
ママは飲んじゃいけないって言いながらも、僕を引き離そうとはしない。
 少し口に含んだ。温かく、甘く、懐かしいのかどうかはわからないけど、不思議な味。
 「うぅん、さやかが赤ちゃんの頃を思い出すよ」
 僕は続けて母乳を飲みながら、さやかちゃんの昔のことをちょっと考えていた。
 「あの、さやかちゃんのパパ…愛香ママの…ええと、旦那さん…」
 僕はつい、こう聞きかけて口をつぐんだ。男が少ないここでは僕のそういう常識は通用しないかもしれない。
 愛香ママはしばらく黙って黙って僕を抱きしめた。
 「あの、ごめんなさい」
 「いいよ…うん、質問の答えは、さやかを生んだ頃はもう男の数はずいぶん少なくなってて、結婚制度も成り立たなくなっていったの。だから、私の旦那、みたいな意味でのさやかのパパはいないの」

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