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異世界からのシシャ
官能リレー小説 - SF

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異世界からのシシャ 2

基本、持ち込まれた武器は別の部隊が使う。
だが今回はどうも様子が違った。なにかざわついている、そんな感じがある。
ここに誰か着用者が来るとでも言うのだろうか?そんな疑問が解決する事無いままにテストは続く。
そんなこんなでスーツのテストは終わった。
結果は合格、どころではなかった。殆どの項目がずば抜けていた。
少し駄目なところはあるにせよ、素晴らしいとしか言いようがない。
しかし、ここまで飛び抜けた結果を残されるとなんだか気味が悪くなってくる。
まるで異世界の技術を使っていそうな…。
そのスーツを誰が着るのか?
そんな私の疑問は意外な形で解決する事になる。

私は実験室a3に呼ばれた、そこはあまり使われない変な部屋だ。
噂ではここから外部に通じているらしい。らしい、というあやふやな表現なのはその部屋に入った人が居ないからだ。
私は良い気はしなかった。
必要性が感じられず、しかも誰も行かないような実験室なんて不気味すぎる。小学校なら間違いなく怪談の舞台になるであろう。
とにかく、その実験室a3に呼ばれるということはただ事ではない。
しかし、「怖いから」と断るわけにもいかない。
私は専用のカードキーを使って実験室a3に入室した。

内部は案の定使用された形跡が全く無かった。もしかしたらここが作られてから一度も使われてないのかもしれない?

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