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エイリアンの侵略
官能リレー小説 - SF

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エイリアンの侵略 3


「もぐもぐ…ンン〜♪やっぱり閏香の料理は最高だね!」
ジェシカが食堂で朝食を取っていると冴子と周香がやって来た
「あ!二人とも、おっはよ〜♪」
「おはよう、ジェシカ」
「あ…あの…お…おはよう…」
周香は冴子の後ろに隠れるように立っている 彼女はいつも冴子と行動を共にしており、冴子と離れるのを恐れていた 本当に極度の人見知りである
だが冷淡に見えて実は面倒見の良い冴子は周香を煙たがったりせず、他のメンバーもそんな二人の関係は良く知っていたから誰も何も言わなかった
「ジェシカ、お前一人だけか?」
「うん、閏香は朝ご飯をアシュリーに持って行って、代わりにシェリー隊長が来るはずなんだけど……そう言えば隊長ずいぶん遅なぁ シンドリーはたぶんまだ部屋で寝てると思うけど…」
それを聞いた冴子は何故か何となく嫌な予感がした
「話し込んでいるのかも知れないな 私が呼んで来よう」
「あ…わ…私も行く…」
冴子と周香は医務室に向かった

「こ…これは…っ!!!?」
「嫌アァ――――ッ!!!!」
冴子の予感は的中した 医務室の中では信じられない光景が繰り広げられていた
全裸の閏香を組み敷いて犯している同じく全裸のシェリー 彼女の股間には有るはずのない男性のペ○スが生えており、彼女が腰を前後に動かす度に見え隠れした しかも彼女の体中の穴からは、先のアシュリーのように無数の触手が伸びており、閏香の体をいたぶっている
「ア…アハァ…アァ…」
閏香は恐怖と快感が入り混じった何とも妙な表情で犯されていた シェリーが腰を突く度に引きつったようなヨガリ声を上げている
冴子と周香の存在に気付いたシェリーはゆっくりと二人の方を振り返った
片目が無くなっており、眼孔から触手が出ている
『ほほう…まだ仲間がいたのか…これはまた美味そうなメスだ』
冴子と周香の頭の中にあの声が響いた
「おのれ…!!」
それを聞いた冴子は『もはやシェリーは完全に何者かの支配下であり元には戻るまい』と瞬時に判断し、腰に下げていたレーザーガンをケースから抜き、シェリーを撃ち殺そうとした
しかし次の瞬間、シェリーの残った方の眼球をはじき出して勢い良く飛び出した一本の触手がレーザーガンを持つ冴子の右腕を貫いたのである
「ぐあ…っ!?」
冴子の手から落ちたレーザーガンは周香の足元に転がっていった
「周香!隊長を撃て!!」
「えぇ!?わ…私そんな事出来ない…!!」
「あれはもう私達の知っているシェリー隊長じゃない!撃つんだ!!」
周香はガタガタと震えながらレーザーガンを拾い上げ、シェリーに向かって構えた
冴子の腕に刺さっていた触手が周香に襲いかかろうとする
「させるか…!!」
冴子は抜けようとする触手を左手でグッと捕まえた
ところが、周香はいつまで経っても引き金を引かない
「何をしてるんだ周香!!?ためらうな!!早くアレを殺せぇっ!!!」
「で…できないぃ…あだじ…で…でぎないよおぉ…」
何と周香はその場に泣き崩れてしまった 冴子は愕然とした 同時に死を覚悟した
閏香は犯されてヘロヘロ、周香はあの様、この場で唯一の戦力と成りうる自分も利き腕をやられた以上もう勝ち目は無い
冴子の腕に刺さっていた触手は抜けてシェリーの元に戻っていった
『諦めたようだな…ではまずこのメスから我が種を植え付けてやるとしよう…その次はお前達だ』
シェリーの腰の動きが早まる
「あ!あぁ!?あぁ〜ん!!あぁ〜!!い…いくぅ!!いっちゃう〜!!あぁ!?」
閏香の喘ぎ声も激しくなる
数本の細い触手が伸び、閏香の鼻の穴、耳の穴から侵入を開始する 彼女の脳を破壊するために…
だが次の瞬間

ズバアァ――――ンッ!!!!

一閃の光線が走り、シェリーの眉間を貫いた
シェリーの頭部はスイカのようにドッパアァン!!と破裂した
一体何が起きたのかと冴子と周香が振り向くと、そこには大型のレーザーライフルを構えたシンドリーが立っていた
「えっと…とりあえず何かヤバそうだったから撃っちゃったけど、こりゃ一体どういう事だ…?」
おそらく起きたばかりなのだろう、ランニングシャツにパンティというあられもない格好である 普段ならその身なりを注意する冴子だったが、とりあえず今は
「ありがとう…助かったぞ」
礼を言った
閏香は気絶していた
周香はポカーンとバカみたいに呆けている そして緊張から解き放たれて安心したのだろう、ショロロロ〜とその場で小便をした

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