主人公最強主義 7
「そんなっ……ゃ…です……こん…な…姿……いや……ゼクス以外に……見られたく…なぃ………です………だからっ…」
今にも泣きだしそうな表情で、懇願してくるミュゼを見て、更に嗜虐心を刺激されたゼクスだが、悶えるミュゼの姿を自分以外の輩に見せたくないという、独占欲にかられた。
「しかたない……家までは転移魔法で帰るか。」
「ほ、ほんとかっ!?」
「そのかわり、家に着いたら……いや、それは後のお楽しみだな。」
ニヤリと笑うゼクスをみて、ミュゼの背筋が冷たくなったのは、マ〇コとア〇ルに氷が入ってるからではないだろう。
「いくぞ、つかまれ。」
ゼクスが指で宙に魔法陣を書くと、二人は光に包まれ、なんとも言いがたい浮遊感に襲れた。
浮遊感がおさまり、光が消えると、そこには装備屋の看板を掲げたゼクスの家があった。
「ここだ、入れ。」
ゼクスは家に入ると、ミュゼの手足をベットに縛りつけた。
ゼクスは、ミュゼに刺さっている氷をグリグリと動かし、ミュゼの反応をたのしんでいた。
「ひゃっ、あぁんっ、ソコはぁぁ、ダメェェ…あああぁぁんっ!」
「ミュゼ、こんな氷でも感じるのか?」
「ああんっ!いやぁ!ゼクスの、ゼクスのが欲しいのぉぉぉ!おねがいぬいてぇぇぇ!!!」
「ククッ、いいぞ。抜いてやろう。」
ゼクスは、二本同時に力いっぱい引き抜いた。
「はあぁぁんっ!!…………ハア、ハァ、ゼクスの……ちょーだい…」
顔を赤く染めるミュゼ。
しかし、ゼクスは動かない。
「そんな頼み方ではダメたな。……今から俺は街に行ってくるその間に考えておけよ。」
ゼクスは、ミュゼの秘所に何かをぬって、イケなくなる魔法をかけると、街へと出かけていった。
〜〜〜
とくに目的もなく街を歩くゼクス。
(俺様特製の強力な媚薬を塗りこんだから、今頃悶え苦しんでんだろーなぁ………あいつがなんておねだりするか楽しみだな…)
ゼクスがニヤニヤしながら街を歩いていると、女の怒声が聞こえてきた。
「これはどういう事だ!」
声の方に目をやると、頭に狼の耳をはやしたナイスバディの美女が、商人と思われる小肥りの男の胸倉を掴みあげていた。
「イリア、どうしたんだ?」