主人公最強主義 6
「え?おしおきって何を……」
「それは、ミュゼも分かっているんじゃないか?」
ゼクスはニヤリと含みのある笑みを浮かべる。
「もしかして、また……」
「そう、罰として俺の家を掃除して綺麗にして貰おう」
「え?」
自分の想像していた事と違い、思わずミュゼは聞き返してしまった。それと同時にゼクスは更にニヤリと笑みを浮かべた。
「あれ、どうした?もしかしてまた性的なおしおきでもされると思ったか?」
ゼクスの確信を突く口撃に、ミュゼは声を出せないでいた。
「なんだ?図星か……この淫乱雌奴隷が。それならお望み通りそっちのおしおきにしてやろう」
「ち、違う!わ、私はそんな事思ってない!」
ミュゼは必死に否定しているが、全く説得力はない。
「あのさぁ、ご主人様に向かってまたそんな口聞いてるのか?さっきまでは軽くにしておいてやろうと思ったが、ペナルティだ。おしおき強度レベルアップだ」
その言葉にミュゼは鋭く睨みつけるが、ゼクスは柳が風を受け流しているが如く平然としている。
「今度は睨みつけか、更におしおきレベルアップだ」
もうどうにもならないという事が分かったミュゼは、覇気なく頷いた。
「でもま、いい加減青姦でするのも飽きたし、おしおきは俺の家で行う。だが、家に着くまでの間は、ある物をミュゼのマ○コとア○ルに挿しながら帰って貰う」
「……え?何をするん……ですか?」
また、ゼクスに対して生意気口調を出し掛かかった所で今度はなんとかグッと堪えた。
「まぁ、見てろΣΦΧΓΩ」
ゼクスが素早く呪文を唱えると、ゼクスの手から長さ30センチ、直径7センチある氷の塊を作り出した。
「これをミュゼのマ○コとア○ルに差し込む。しかも、この氷はちょっとやそっとじゃ溶けない」
「ほ、本当にその氷を私に挿入れるのか?」
「当然だ」
「お、お願いしますから、それを私に挿入れないで……下さい。それ以外なら何でもしますからぁぁ」
ミュゼの必死の懇願も、カノンは無視して躊躇いなくミュゼのマ○コとア○ルに氷塊を突き挿した。
「い、あああああ!!!ダメェーー!!冷たい、お願いします……抜いて下さいぃいい!!」
「駄目だ。ほらとっとと立て!」
「冷たくて……体がおかしく…なっちゃいますぅ…」
そしていつしか氷の冷たさに、だんだんと押し寄せる快楽と共に再びミュゼの体は欲情し始める。
「あ、ああ、あうぅ」
「だんだん気持ちよくなって来ただろ?でも今は家に帰るまで何もしない」
「そ、そんな」
「お楽しみは帰ってからにしよう。そうそう、ここは転移魔法は使わずに、徒歩で帰るから」
快感と更なる追い討ちに悲痛な表情を浮かべた。
「クク、お前の発情状態を衆人環視に見られながら、氷塊が挿さってる事をいつバレるかも分からない中を歩く、中々乙だろう?さて、帰ろうか?」