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月光に照らされし幻影
官能リレー小説 - ファンタジー系

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月光に照らされし幻影 2

「最後の警告です。これ以上帝国の犬でいるのはやめなさい。あの国は・・・・・もう腐っていますから」


「なっ!?いつの間に!?」
エルドルは神速の勢いでアリアの後ろに回りこんだ
「なっ…何をするつもりだっ!今すぐに、動けるようにしろっ!」

視線だけをエルドルに向けて叫ぶ。
今まで、沢山の妖魔を狩って来たが、妖魔に捕まってしまうのはこれが初めてだった。普段は強気な性格のアリアだったが、この時ばかりは恐怖を感じた。
そんなアリアに委細かまわず、エルドルの彼女の首筋のにおいをかぐ。
「おや、珍しい。あなたはまだ処女のようですね」
「なっ、き、貴様…」
恐怖に代わって再び怒りがこみ上げていく。
「怒らせてしまったのでしたら謝ります。しかし、そのお歳まで処女を保っていたのはすばらしい。ぜひともわれらの仲間に加わってほしいものです」
「な、仲間だと!?なぜだ!?そもそも妖魔となど手を組む気などない!!」

「う〜ん、こまりましたねぇ・・・手荒なことは好きではないのですが・・・・ん〜、でもまぁ、他の者には手を付けさせないので安心してください」
場に合わないほどのにこやかな顔で迫るエルドル
「ひぃっちょっ、やめぃっ!ふぁぁ!!」

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