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引き出されていく力
官能リレー小説 - ファンタジー系

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引き出されていく力 1

肉体が鮮やかな緑色に染まっていく。
「おおぉおぉぉぉっ!?な、何だこれはっ!?」
僕は驚きながらも股間のイチモツだけは元気よく天に向かってそそり立たせていた。
僕は全身にパワーがみなぎるのを感じた。
「凄い…力がみなぎってくるぞ!」
今ならどんなことでも出来そうな気がした。
僕は立ち上がり、武術の構えをとってみる。左手を前へ突き出し右手を引きながら腰を落とす。
「ハァッ!」
気合いと共に繰り出した正拳突きは空気の壁を突き破るような衝撃音を響かせる。僕の肉体は以前とは比べ物にならない程パワーアップしていた。
筋肉隆々なその姿はまさにオークそのものだった。僕はオークになってしまったのだろうか?
そんな疑問に答えるかのように迷宮の奥から何かが大勢駆け上がってくる。
息を荒くして血走った目で駆け上がって来たのはオークの群れであった。
腰布すらも身につけていない一糸まとわぬ肉体には見事なシックスパックの腹筋が浮かんでいる。だがそれより目を惹くのは猛々しく勃起させた巨大ペニスだ。
ギンッギンッと勃起したそれはオークたちの腹に当たる程反り返り、先走りをビチャビチャと垂らしていた。
「ブゴォオオッ!」
僕を見た先頭のオークが雄叫びを上げる。まるで縄張りを侵された獣のような反応だった。
もしかしたら僕を迷宮に侵入した新たな敵とでも思ったのかもしれない。実際、彼等から見ればそういう事になるのだろう。
僕は戦闘態勢を取る。身体が熱い、心臓の鼓動が聞こえる度に身体中に力が満ちていくような感覚に陥る。
「ブゴォオオッ!ブゴォオオッ!」
先頭のオークが棍棒を振り上げて襲い掛かってきた。その巨体からは想像できない程のスピードだ。
「遅いっ!」
だが僕の目にはその動きはスローモーションのように見えていた。余裕を持って攻撃を避けるとカウンターでオークの腹を殴りつける。硬い腹筋に打ち込んだ拳がめり込んでいく感触が伝わってくる。
「ブゴォオオッ!」
苦痛に悶えるオーク。だが他のオークたちは怯むことなく僕に襲いかかってくる。僕は敵の攻撃をかわしつつ拳を腹に叩き込んでいった。
オークたちは次々と倒れていき、ついには最後の一匹になった。僕は大きく深呼吸すると、オークに向かって駆け出す。
「ブゴォオオッ!」
恐怖を感じたのか背を向けて逃げ出すオークだったが、僕は一瞬で追いつき後ろから羽交い締めにする。
そして自らの巨大ペニスを相手の尻穴にあてがい一気に貫いた。

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