PiPi's World 投稿小説

引き出されていく力
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 1
 3
の最後へ

引き出されていく力 3

「ふぅ…」
僕は一息つくと、脱力したオークを寝かせて巨大ペニスを引き抜く。ゴポォという音と共にオークの肛門から溢れ出す僕の精液。濃厚で臭いその液体が地面に垂れて広がっていく。
「これが…僕の精液…」
オークの腸液と混ざり合いドロリとしたソレは、自分でも驚くほど大量だった。
僕は自身の肉体の変化に驚きつつも、強い後悔の感情に襲われていた。
レイプをしてしまった、それも男の魔物を。そんな罪の意識が僕の心に重く圧し掛かっていた。
「僕は…何をやってるんだ……」
呆然と立ち尽くす僕。
だが、今はそれどころではなかった。一刻も早く迷宮から脱出しなければいけないという事を僕は思い出した。
「ここから早く出よう、他のオークに気づかれる前に」
しかしどうして彼等は腰布をまとわずに駆け上がってきたのだろうか? 彼等は僕の姿を見て発情していたようにも見える。
考えても埒が明かない。とにかく今はここから脱出する事が先決だ。
僕は脱出しようと出口に向かって歩き始めるが、その時、地面の揺れを感じて立ち止まった。
ズシンッ!ズシンッ!という重々しい
地鳴り。まるで床下から何かが這い上がってくるかのような振動。
地面から飛び出してきたのは紫色をした巨大な円柱型クリスタルだった。
「な、何だこれ!?」
思わず叫んでしまう。クリスタルは紫色の光を周囲に撒き散らしながらゆっくりと回転を始めた。
回転する紫の光に照らされたオークが次々に目を覚ましていく。
ギュルギュルとクリスタルの回転が早くなるにつれて、立ち上がったオーク達の股間のモノが同じ色の輝きに包まれていく。自分が犯したばかりのオークも例外ではない。
「これは…一体…」
僕はその光景に圧倒され、ただ呆然と立ち尽くす事しかできない。
やがてクリスタルの回転が最高潮に達した時、オーク達の股間から一斉に白濁液が発射された。
その勢いは凄まじく、天井に当たる程だった。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す