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蛮族の物語
官能リレー小説 - ファンタジー系

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蛮族の物語 5

すると、今まで感じていなかった快感がジェズスの全身を駆け巡った。
「ああぁ…はあぅ…」
あまりの気持ちよさにジェズスは喘ぎ声を漏らしてしまう。だが、同時に自分の肉槍が固くなっていくのを感じることが出来た。
今まで全く反応を見せなかったのが嘘のようだ。
そして、ついにジェズスの肉槍は完全に勃起を果たしたのだ。
突然の勃起にジェズスの思考は追い付かない。感覚の全てが股間の屹立に集中している。
なので周囲の若者達の事など頭からすっぽりと抜け落ちていた。
他の若者達も同様で、雄々しく起った肉槍の快感に我を忘れて股間を突き出す。
そして、それは触手にとっても望むところであったらしい。
ジェズス達を弄ぶように触手は蠢き、刺激を与え続ける。
それにより彼等の肉槍はさらに大きさを増し、先端の結合部の隙間からは先走りが溢れ出していく。
それを待っていたとばかりに、触手は先端から粘液を吐き出し始めた。その粘液は粘度が高く、まるで糊のような感触を持っていた。
ぶびゅうううぅ!
ジェズス達の肉槍の中で放出された粘液は、一瞬にして尿道口から精巣を満たしてしまう。
その瞬間、今まで感じたことのないほどの快楽がジェズス達の体内を駆け抜けた。
それは射精の瞬間に似ていたが、精液が出ることは無かった。代わりに甘い痺れのようなものが体全体へと広がっていく。
「おほおぉおお!」
ジェズスは絶叫を上げながら天を仰いで…その体勢のまま固まって気絶した。
他の若者達も似た様なもので、皆白目をむいて失神してしまった。
ぶびっ…ぶびゅるぅううっ!
肉槍から精液の代わりに深緑色の粘液が噴出していく。それは肉槍をコーティングするみたいにまとわりつき、やがて肉槍全体を包み込んでしまった。
まるで青銅のような色合いに染まった肉槍は、禍々しいオーラをまとっていた。

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