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エッチな回復魔術師は許嫁。
官能リレー小説 - ファンタジー系

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エッチな回復魔術師は許嫁。 2

「ヒロト。お帰り。」
二週間後、母さんに呼ばれて実家に帰ってみると見覚えのある女性と一緒にいた。
「ヒロトさん、お久しぶりですね。足の怪我の具合はどうですか?」
「ああ。うん。えっと。まだ、名前聞いていてないよね?」
「おや?二人はもう、知り合いなの?」
母さんが不思議そうに聞いてきたので僕はどうにか返事をする。
「あぁうん。ほらこの怪我を治療してもらったんだ。」
「ヒロトさんの家が偶然にも私の務め先の近くだったんですよ。素敵ですよね。」
何故だが嬉しそうに笑う女性は僕に視線を向けるとコホンと咳払いをした。
「では改めまして。マナカといいます。ぜひ仲良くして下さいね。」
小首を傾げつつ自己紹介する女性――マナカさんがそっと僕の方に身を寄せると胸元がチラリと見える。
その光景に僕はあの日の彼女の淫らな笑みと豊満なオッパイが頭に浮かび顔が熱くなってしまった。
「あらまあ。ヒロトったら治療してもらってマナカさんに惚れちゃったのかねぇ。」
からかうように笑う母さんは「それなら良かった。」と僕に妙な視線を向けていた……らしい。
マナカさんの笑顔から目を反らしていた僕には気づけなかったのだ。

実家の自室で僕が下半身を鎮めていた日の夜。
父さんが帰宅し久しぶりの家族団らんにマナカさんも交えつつ僕は楽しんでいた。
マナカさんの手料理の美味しさに驚いた僕がお腹いっぱいまで食べ皆でお茶を飲んでいた時。
「ヒロト。マナカさんなお前の許嫁になったんだ。」
真面目な顔をした父さんからのいきなりの許嫁発言に僕は固まってしまう。
そんな僕の手がマナカさんに握りしめられどうにか反応を示せた。
「いや許嫁って。え。そんないきなり。」
「まぁお前の反応もよく分かる。とりあえず説明してやるから。」
なんでも我が家はこの辺の纏め役であるマナカさんの実家の世話役の血筋らしく。
その縁で年頃である彼女の相手に年の近い僕がどうかと話が来たらしい。
両親としても僕から浮いた話は聞いてなかったためマナカさんが良ければと受けたんだとか。
一通り説明を聞いた後、一人でお風呂に入っていた。
いまだ僕の頭の中は混乱中だ。
「許嫁?マナカさんと僕が?」
風呂のトビラが開くとマナカさんが入ってきた。
「失礼しますね。」
「ちょ!え??どうして?」
僕が驚いてると顔を赤くしてるマナカさんが、
「ヒロトさんのご両親が、ヒロトさんと一緒にお風呂に入りなさいって・・。」
人様の家のお嬢さんに一体何をさせてるんだよあの両親は。
「あの。無理はしないでくださいね。許嫁っていっても予定は未定っていいますし……。」
とりあえず僕はマナカさんを困らせたくはなくて必死に言い訳じみたことを言っていた。
そんな僕の滑稽な様子に呆れたのかマナカさんは可笑しそうに笑うと笑顔を見せてくれた。
「ふふふっ。ありがとうございます。……冷えちゃうのでご一緒してもいいですか。」
そういうとマナカさんはバスタオルで前半分を覆いながら浴室に入ってくる。
豊満な大きいオッパイが腕の間から溢れ出し前の時は見えなかった安産型のたっぷりとしたヒップも存在を主張する。
そんな姿に先日の記憶を刺激された僕はペニスを硬く起たせてお風呂の中で身を屈めるしかなかった。
「あれぇ。私の裸ぁエッチだって思ってくれてるんですかぁ。嬉しいなぁ。しっかりと見てぇ触っても良いですよぉ。」

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