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変態エルフ姉妹の花嫁王子
官能リレー小説 - ファンタジー系

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変態エルフ姉妹の花嫁王子 9

翌朝、オーウェンは改めてアルニコスの下での傭兵契約をした。幾度かしているのでアルニコスの配下らも慣れているので早速治安維持と傷病人対応に分かれて動き始めた。
「何処も騎士団を派遣しなかったからな」
「……」
アルニコスは論客として有能だが元老院では煙たがられる存在でもあるのだ……それ故に暗殺するよりは戦死した方が都合が良い、政敵らにとっては……。
「隊商らに偵察させているのか?」
「杜樹は魔法触媒の宝庫だ、宮殿内にあるだけじゃ足りない」
書類を見たオーウェンの言葉にアルニコスは言う。
魔法触媒は魔術を使う者にとっては無くてはならない……杜樹、その数と維持管理でエルフ族の隆盛に左右されるとも言われ、魔導書に込める魔力を得るにも欠かせないのだ。それ故にガルアンドル帝国は混血が進んだエルフ族を初めとする国家との交易に力を入れている。
「交易出来るまでは時間はかかるな」
「……」
アルニコスは皮肉を言う。



旧ルーサー王国王都は今や巨大な植木鉢だ……アルニコスの厳命を受けたドワーフ族のラッカンは唾を飲み込む。
ラッカンはガルアンドル帝国に流れついた両親との間に産まれており隊商を生業にし今回は新たに出来た国家を探るためにアルニコスからの密命を受けて来たのだ、隊商の本拠地は中立都市国家にしているのもこの為だ。ラッカンも新たな正統エルフ国家を見るのは初めてだ。彼の視線に飛び込んで来たのは杜樹により囚われた人間……元ルーサー王国の民とルーサー王国奪還の為に侵攻した有志らの末路は杜樹から延びた新芽に身体を包まれ緑の巨大な球体に手足と頭が出ている感じだ。男性は性器が巨大な雄蕊へと変化しており頭上で発情している少女/女性の性器に挿入している、彼女らも女性器は改造されている。陰核は肥大化している……つまりここを扱かれるだけで脳が焼かれるのだ。
「(家畜も兼ねているのか)」
何よりも杜樹から送られる栄養により囚われた者の体内で即座に排泄物に変換されており肛門自体も性感帯になる。強い中毒性がある事は文献で知っていた。この匂いは危険だ、ドワーフ族でもマスクはする程に……アルニコス様が国境に部隊を展開しているのも人間らの流入を防ぐ為でもある。
この杜海が帝国領土に到達しない為だ……悍ましい男女の艶絡みは見ない様にする。ここは人間らを捕えるための罠を兼ねた防衛ラインなのだ。


「……使者の役目、御苦労であったな」
「……はっ」
ガルアンドル帝国宰相の親書を携えて来たとなれば初対面でもフェルス姉妹との謁見となる訳だ、何よりもあの帝国にはフォングスと言う宮廷に棲むエルフが居る事は知っていた。
「こちらとしても杜海を広げるつもりはない、ただし人間族の出方次第では拡張に歯止めがかからなくなる」
「……」
「返しの親書を準備するが数日はかかる、その間は滞在するがよい。隊商隊員らの御持て成しもしたいのぉ」
ラッカンはホッとした……隊員や剛力荷役のオーガらの股間がイキリ起っているのだ。
無論ラッカンも筆を下したばかりで姉妹の美しい身体を直視するには酷だ。
「下したばかりかのぉ」
「!!!」
「よいよい、今回は商売は許可は出来ぬが代わりとして……この子の相手をしてくれ、夜伽の抱き枕だ」
魔銀(ミスリル)で出来た首輪を嵌められた全裸の少女が歩み出た。両手は手枷で繋がれておりこれも魔銀製……眼は虚ろ、何よりも無毛の痴丘と額には焼印がされており、外に連れ出せばどんな呪いが発動するのか……ラッカンはゴクりと唾を飲む。
「宿舎へ案内します、ラッカン様」
数ヶ月前は何処にでもいる娘だったんだろう、だが艶魔術によりこの地に繋がれてしまったのだ。オークやオーガの肉棒を喰らえば可憐な一筋の蕾は後ろの菊蕾と共に穴を開き胎袋は濃厚な精液に満たされる事に喜びを覚え……小さな肉豆は肥大化し装飾を容易に施す事が出来、口は精液の味、手は肉棒の熱さと感触を知る。最早人間の肉棒では満足しない。ラッカンは覚悟を決めた。

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