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ユウワクラフト
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ユウワクラフト 1

鍛冶師見習いのグラントは悶々としていた
(みんな母ちゃんたちのせいだ!)
自分のうちに溜め込んだものを吐き出す様に鎚を振るい鉄を叩く
だが心が乱れて打った鉄がまともな武器が作れるはずもなく屑鉄にしてしまう
「おいおい、グラントそんなじゃいつまでたっても見習いのままだぞ」
グラントに声をかけたのは子供の様な体型の女性
彼女はミラ、グラントの義理の母の一人でドワーフの職人である

だが全身にドワーフらしい筋肉の載った身体は、人間の成人女性より背が低い彼女に十分な肉感的魅力を与えていた。
しかも暑い鍛冶場で、シャツ一枚でいるから汗で張り付いて、おっぱいの形や乳首までしっかり浮き上がっている。
グラントはどうしてもミラに視線を向けてしまい、心の中で叫ぶ。
(そんな事言ったって、ミラさんもそんな姿だし、集中できないよっ!)

(おまけにエレナ母さんにジェーン母さんも無頓着だから集中できねぇよ!)
エレナとジェーンもドワーフでありグラントの母親といってもいい存在だが彼にとっては悩みの種である
目を逸らした先にはエレナが上半身裸で汗を拭っておりグラントは思わず生唾を飲み込み別の方向を向くとジェーンがしゃがみ作業をしており小さな身体に似つかわしくない巨尻に目を奪われそうになる
「新しい鉄取って来る!」
グラントが慌ててその場を去ると三人は淫靡な笑みで互いを見つめる
「いい具合に悶えているね、グラントは」
「そうね。もう少し、積極的に誘惑しましょうか?」
「いいわね。じゃあ、私が先に行くわ。」
「お好きにどうぞ。」
エレナはグラントの後を走って追いかける。
「はぁ、はぁ、あの三人がいると仕事に集中できないよ。」
後ろからエレナの声が聞こえた。
「汗かいてるよ。大丈夫?」
汗まみれでタオルで胸を隠しているだけのままグラントの後を追いかけてきた
内心では悶々としているグラントを可愛く感じているが表面上は母親らしく振る舞っている
「ちゃんと水分取っているんかい?あんたはヒューマンなんだから汗かきっぱなしじゃ倒れちゃうだろ、ほら水だよ」
皮袋の水筒を手渡されそのまま一口飲み込む
汗まみれのエレナの身体は光沢を放っており更に女性らしい匂いがグラントを刺激する
「私も一口もらうよ」


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