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牝剣闘士と好色王
官能リレー小説 - ファンタジー系

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牝剣闘士と好色王 1

皇国レジェンダル、ここは血筋が絶対で美醜、優劣などよりも高貴な生まれかが重視される国
この国に異端の貴族がいた、その名はラス·コロシウム
レジェンダルで唯一、他国と交友を持ちコロシアムがあるコロシウム家の次男坊である
ラスは自身のコロシアムの特等席から試合を眺める
その試合とは、美女同士が剣を持って戦っていた。この試合で勝った方がラスと結婚して妻になることができるのだ。
他国からやってきたのは他国の姫でもある凄腕の女剣士だ。そしてもう一人は踊り子だ。
「ラス様と結婚するのは私よ!」
「いいえ!私よ!」

ラスはなんとなく退屈していた。中々決着がつかないからだ。
双方相手を死なすわけにいかないので手加減している、なのでペースが乱れ面白くない試合になってきている。
そんな時、ある連絡が入る。
ワーウルフ達がガラハー洞窟に立て込もっている、というものだった。
それを聞いた瞬間、ラスの顔つきが変わる。
「そうか、ついに来たか」
彼は立ち上がり、部下を呼びつける。
「俺はこれからガラハー洞窟に向かうぞ。お前達はここで待機していろ」
彼の指示を受け、部下たちは一斉に返事をする。
「わかりました!お気をつけて!」
「ああ」
そしてラスは部下たちに見送られながらその場を後にした。

ラスは単独でワーウルフ達のアジトへ乗り込んだ。
「お前たちの目的はなんだ?」
「……人間どもに復讐するためだ」
ワーウルフのリーダー格らしい男が答える。彼等は人間によって住処を追われていた。
ラスはそれを聞き少し考えるような仕草をして尋ねる。

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