異世界転生勇者ハーレム 2
「はぁ〜(でっでも、僕みたいなチビじゃ。リアさんのような美女を抱くなんて不可能だろうな)・・・」
リアのドスケベな身体を楽しんで康樹は眺めていたの。
しかし、極上の美女であるリアを物にする事は不可能である現実を康樹は次第に思い出す。
三度の飯よりも爆乳美女が好きな康樹であったが、生来気弱で大人しい性格や小柄で貧弱な体格が災いして昔から彼女はおろか友達すらいない苛められっ子であった。
その上、先日両親を失っていて近々父方の伯父の家に引き取られる筈の康樹には絶望しかなかった。
「康樹くん、どうしたの」
「いっいえ、これからどうしようかた思いまして・・・・」
自分の非力で惨めな境遇を思い出した康樹は自分なんかをリアが好きなるなんて、無理だと考え表情が暗くなり。
彼女が親切にしてくれるのは迷子の自分を放っておけなかったからで、それ以上でもそれ以下でないと考えていたら、急に無口になった康樹に気づいたリアは心配そうに話しかける。
「もう、駄目よ。暗い顔をしていたら幸せが逃げちゃうわよ!」
「そっそうですね・・・・」
「まあ、親はいなくて、あの森に迷い込んだから明るくなれって無理よね」
顔が暗いとリアに注意された康樹は謝ると。、
親を失った康樹が森を彷徨っていた経緯を考えると沈んだ表情になるのは仕方ないとリアは考える。
「ごっごめんなさい」
「落ち込んだらだめよ。もうすぐ宿だから、今後の事はそこで話しましょう」
「はっはい(優しい人だぁ〜初めて会った僕の事をきづかってくれるなんて・・・・)」
見知らぬ世界に迷い込んだら、ナイスバディのエルフであるリアと出会ってすっかり彼女にメロメロな康樹であったが、直ぐに自分の置かれた厳しい状況や己の非力さを思い出して暗く沈んでしまうと。
リアは優しく励ましてくれて、康樹は少しだけ元気になり。
「ほら、康樹くん。あれが私たちが泊っている宿がある村よ」
「むっ村だぁ。つっ疲れたぁ〜」
リアが村に着いたと教えら貰うと目の前の村をみて、康樹は安心感から、どっと疲れが出てへたり込む。
「康樹くん、もうすぐ宿だから頑張ろう」
「はい!リアさん」
疲れで村の前でへたり込んだ康樹であったが、リアに励まされて村に入った。
「ただいまい〜」
「リア遅かったな。うん、その坊やはどうしたんだい?」
「どうやら訳ありみたいですね」
宿に到着すると康樹はリアに連れられて、彼女の部屋に入ると。
部屋には彼女の仲間たちが待っていた。