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貞操観念逆転異世界にワープしたオーク
官能リレー小説 - ファンタジー系

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貞操観念逆転異世界にワープしたオーク 3

グリードはそのオークに対して少し情愛のようなものを持ち始めていた。彼もグリードと同じ巻き込まれただけの被害者だからというのもあるが、それ以上に彼のことが嫌いではなかったのだ。
グリードは自分の尻穴に入っているオークのペニスを引き抜くと、彼を仰向けに寝かせた。
「これでいいかな?」
そう言ってオークの顔を見つめる。すると何故か心臓が大きく脈打った気がした。
グリードは自分が、この名前すら知らないオークのことを好きになり始めていることに気がついた。
(これが一目惚れというものなのか?)
そんなことを考えているうちに、また股間に血が集まってくるのを感じた。
「俺はこんな変態じゃなかったはずなのに……」
グリードは自嘲気味に笑うと、エルフの女達が見ている前で、自らオークの上で腰を振るのだった。

グリードはそのオークと様々な体位を楽しんだ。オークは戸惑っていたがグリードが積極的に動いてやるとまたしても腰を振るのが止められなくなってしまったようだ。
「俺達相性が良いみたいだな」
グリードがそう言うとオークのペニスが大きく跳ねた。喜んでいるのだ。
グリードはオークの背中にしがみつくようにして体を密着させた。
「お前が好きだ」
その言葉を聞いた瞬間、オークのペニスから噴水のように白濁液が吹き出した。
「すごい量だな!」
グリードは笑いながら自分も果ててしまう。そして二人は抱き合いながらお互いの事を教えあった。
それによりグリードはこのオークの名前を知ることができた。彼の名前は『ダガン』と言うらしい。
グリードはダガンを抱き寄せると、唇を重ねた。舌を絡めあい、ペニスも密着させる。
まるで一つの塊のようになった二人を、エルフの女達は黙って見守る。
そして二人のオークは何かに包み込まれていく。上から何かがずるりと伸びてきて彼等を包むようにしたのだ。それは触手だった。スキュラと呼ばれる魔物である。
「んっ?なんだこれは?」
グリードは疑問を口にしたが、もう遅かった。二人は無数の細い触手に覆われてしまい身動きが取れなくなった。
「これは一体!?」
グリードが声を上げるが誰も答えるものはいない。完全に包まれたので、周囲のエルフの姿すら見る事が出来ない。
目の前のダガンも混乱していた。
グリードは少しずつ落ち着きを取り戻していた。ダガンと一緒なら何も怖くはないからだ。この謎の空間で自分達を閉じ込めた存在が何者であれ、もうどうでも良かった。

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