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船に乗り込んだ獣性
官能リレー小説 - ファンタジー系

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船に乗り込んだ獣性 3

白濁を注入し、塊を急激成長させてしまった元凶の水夫のアルベルトは自らがやらかした事に気づいてないらしい。
ガレス達は塊の形状変化という新たな展開に観察を再開する事に決めた。
交代でやってきた水夫が「これはどういうことか、あれは誰なのか」と訪ねようとアルベルトに近寄る。
だが上半身はグッタリとしたアルベルトは下半身だけを必死に振りたくり近づいた水夫もふらふらとズボンを下ろして髪の中にモノを突っ込んだ。
一人二人と誘われるようにナニカに群がり太陽が天上を越える頃には熱気渦巻く塊が出来上がった。
入れ替わり立ち代わり水夫たちはザーメンを吐き出しに集まり腹が減れば飯をかっ食らい再び塊に戻っていった。
これで船の進行に影響があれば叩き斬っていたのだがローテーションが早まった以外は問題なく仕事をこなしていた。
早く正確で真面目な仕事振りのうえ空いた連中が食料も集めているのだからガレス達は下手に触れないこととした。
水夫達は更に大胆になっていく。
それなりに規則的だった彼等は次第に発射の回数を増やしていき、いつしか食事や仕事の配分が大幅に減っていった。
それなのに体力を消耗しているどころか、睾丸がパンパンに膨らんでいた。
まだかろうじて船は動いている。だがこのまま仕事を放棄するような場合水兵のカットラスは赤く染まるだろう。
すでに操船の合い間にナニカを楽しむどころかザーメンを溜める合い間に飯を食って気が向けば船を進めてるのと変わらない。
ガレス達の中でナニカごと水夫を捨てるタイミングが刻一刻と迫ってきていった。

バイドラー諸島視察にあたり遠洋警備船が向こうに着くまでの猶予は長めに取られていた。
水夫の募集状況や海域の荒れ具合の他に半休替わりのゆったりとした航行プランだったためである。
だが海よりの来訪者により思ったよりも船の進行は遅れてしまった。
そのうちついに船は風で動くだけになってしまった。
「無害だからと放置したのは間違いだったな、さっさと船から追い出しておくべきだった」
それに反論するものが現れる。どうやら水夫らしいがなぜか彼だけは行為に参加していなかったようだ。
「どうせ日程には少しの余裕がある。あの謎の生き物がこれからどうなるか観察してみてはどうか」

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