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よくわからない依頼
官能リレー小説 - ファンタジー系

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よくわからない依頼 6

たっぷりと精を吐き出し衰弱してるはずの大男は、むしろ長年の研究で溜まった澱みが無くなり全身に活力と張りが満ちていた。

再び、エツィオに視点が戻った。
魔神の如き美女に白濁を吐き出し、それによって雌の顔を引き出してみせた男――エツィオ。
魔力の篭った精に子宮を焼かれながらも懸命に腰を振って魔洞で剛直に奉仕していた美女だが、活力の増していく男には敵わず今は腕に抱きしめられながら、命の揺り籠をパンパンと搗き潰されていた。
「あっ、あぁっ! いいぞっ、素敵でっあるぞぉ。旦那様ぁあっ!!」
妖しい魅力を纏っていた顔は甘く蕩け、余裕のあった声は切羽詰った色に染まっていた。
チョコレート色の豊満な肢体を絡ませ、美女は愛しそうに体を交じらわせた。
腰を振って美女の雌肉を味わっているエツィオは、最奥を押し潰すと白濁を浴びせかけた。
煮詰まるように濃さが増した魔力を雌の弱点に叩き込まれ、さらなる絶頂の先へと押し上げられた魔神は己の身体がこの男のモノに書き換えられているのを実感した。
本来であれば霊位の低いヒトにどうにかされるような、木っ端の悪魔とは比べるまでも無い存在格差がある。
だがエツィオの特異性がその壁を打ち壊し、魔神を一匹の雌に貶めていった。
今となっては精を搾り取ろうとしていたはずの魔洞が、男に媚びて掻きまわして貰うために絡みつく堕肉へと耕されていたのだ。
すっかり飼いならされた目でエツィオに笑みを見せ、嬌声をあげながら雌肉を押し付けて少しでも触れ合おうと甘える美女。
エツィオもこの絶世の美女が媚びて甘えて奉仕してくれることに喜び、人外の快楽を与える魔洞を好き勝手に味わいつくした。
化生の胎を剛剣で叩きのめし、先端に吸いついてくるのを振り払って雌肉を抉る。
白濁に染まってグチュグチュで動きやすくなった魔洞の中を抽挿し、感じる部分を擦りあげながら子宮を突き上げていく。
「おっ、ほっ、ほぉっ、をぉお゛ぉぉぅ! ごっ、あ゛っ、がっ、んお゛っ……お゛ほぉああ゛ぁぁっ!!」
此岸と彼岸の境目にして命を孕む原初の混沌。魔の急所の一つを明け渡しながら、幸福そうに蕩ける美女。
そんな大切なモノを男の剛剣がグチャグチャに犯し、その度に快楽の高みに押し上げられた女は間の抜けた声をあげて無様な顔を披露している。
初対面で見惚れた美貌が、閨に誘われて味あわされた肢体が、自分の下でドロドロに乱れる様にエツィオは深い満足感を抱き、彼女と出会い夜を共に出来た幸運に強く感謝した。

ドチュンドチュンと女体を抉る音が、美女の寝室に響き渡る。
雰囲気を高める匂いも、互いの身体を昂ぶらせる媚香も、獣染みた性の臭いに塗りつぶされてしまった。
神代の蟲の糸を紡いで織られたシーツも体液でグッチャリと汚れ、神秘を宿した湧き水が注がれた水差しは床の上に転がされている。
枯れ果てた老人でも回春しそうな喘ぎ声の中、エツィオは出しても出しても尽きない情欲のままに魔神の裡を突き上げ続けた。
バルンバルンと踊る乳房にときおり噛み跡を残し、たっぷりとした臀部にパチュンパチュンと腰を叩きつける。


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