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淫蕩王の旅
官能リレー小説 - ファンタジー系

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淫蕩王の旅 9

自分の精液が胸元にまで飛ぶほど大量に激しく射精した若者の全身が弛緩する。
息が乱れ頬を染めている姿は男でありながら女でもある異様ながら美しく艶かしい姿であった。
「気絶しおったか……まあよい。連れ帰って飼うとするかの」
ジェシカからまだ半陰半陽の若者を奪うように肩にかつぐと村長バウムは家から若者を拉致していった。
若者が気がついたとき、ランプの明かりがひとつだけある地下牢で、壁からのびている四本の鎖と革の手枷足枷で拘束されていた。
目の前で、マリーが犯されている。
(ここは……あれはマリーか?)
村長バウムであったものが、這いつくばっている全裸のマリーの両肩を押さえつけて、快楽を貪ってうげげ、うげぇ!と異様な声を上げていた。
ほぼ蛙の姿の人間が、がばりとかぶさりマリーの膣内に挿入している。
マリーの下腹が時おり、中から押されたようにぽこりと盛り上がる。
「ひううぅ、おなかが、おなかが、はひぃ!」
マリーの膣内でうねうねと蛇のようになったぺニスが暴れ擦りつけられ、内側から押し出すように圧迫する。
そのたびにマリーが快感に翻弄されて甲高い悲鳴のような悦びの声を上げる。
すでに蛙の顔となった村長バウムの口からずるずると唾液まみれの長い舌が吐き出され、マリーの半開きの唇にねじ込まれる。
唾液まみれのピンクの舌から、唾液が喉へと流し込まれる。
「うぐっ、んんんんっ!」
マリーが蛙の白いたるんだ腹の下で絶頂の痙攣を起こしながら、顔を上げて目を大きく見開いた。
目の前の壁に鎖で拘束されているのをマリーは見ているはずだが、涙を流すばかりで、もう何も考えられなくされていた。
(なんだこれは、それにこの体は……)
あまりに異様な光景に驚くのを通り越して、冷静に自分のぺニス以外は女体化した身体やマリーの痴態を声も上げずに見ていた。
マリーの下腹が妊婦のように急激にふくれてゆく。大量の白濁が滝のように噴出されて子宮を満たし、変型させていく。
ずるりとぺニスが這い出ると、ぷしゃっと白濁した粘液が石床に水たまりをつくるほど吐き出された。
下腹がもとの大きさに戻っていく。
地下室に生臭い性臭が満ちる。
両手の手首と両足の足首に重い鉄輪、そこから壁につなげられた鎖をつけられたまま、壁にもたれて座りこんでいながら、なぜかひどく勃起して、めまいすら感じていた。
だが、自分の性器に手をのばさずに耐えていた。心臓がなぜかひどく高鳴っている。
そのとき、地下室の錆びてはいるが重い扉が軋んだ音を立て大きく開かれた。

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