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淫蕩王の旅
官能リレー小説 - ファンタジー系

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淫蕩王の旅 4

どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ、びゅっ。
マリーの膣奥まで、熱い白濁が一気に噴き上かる。
「んああぁぁぁっ!!」
マリーが弓なりに背を反らせて、ぶるぶると絶頂の痙攣を迎えた。
射精した肉棒の張りが弱まるにつれ、マリーは前のめりに、胸元へと倒れこむ。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「はぁ、はぁ、はぁ……ねぇ……」
マリーが唇を重ねてくる。肉棒が抜け落ちたわれめから、とろとろと白濁がしたたる。
「ずっと一緒にいようね」
マリーがそう言って余韻に酔いながら目を閉じる。ゆっくりとマリーの髪を撫でながら目を閉じていると射精後の心地よい疲れに誘われる。二人はおたがいの息を聞きながら眠りに落ちていった。
すっかり日も暮れ、三日月が昇る頃まで二人は眠っていた。
その薄暗がりの夜道を老人、村長のバウムが村の中央にある魔法陣へと歩いていた。
小娘にじゃけんにされて不満を腹に溜め込んでいるが、あからさまにマリーが逃げ出したことを騒ぎ立てれば、村長としての沽券にかかわる。
今の精力の衰えが憎かった。
若い頃は一晩に五発でも六発でも射精できたのが嘘のような衰えが憎かった。
それを村の結界を形成している魔法石の力を流用して、おぎなうことを思いつき、失敗して死んでも生き恥をさらすよりましだと、老人バウムは暗い目をして歩いている。
マリーと若者が寝起きで肌を重ね合っている頃、マリーの母親ジェシカは、村長バウムに犯されていた。
「ぐふふ、娘よりもでかいりっぱな乳じゃ、揉みごたえがあるのぉ」
ジェシカに、村長バウムはマリーが逃げ出したことを他の村人たちに秘密にするかわりにここで今すぐ相手をしろと要求した。
全裸になったジェシカのむっちりと色気のある体つきにバウムは興奮して床に押し倒すと豊満な乳房にむしゃぶりついた。
「……あ、あの、バウムさんも服を脱いで、んあっ!」
乳輪の大きめな陥没乳首を激しく吸い出されて、ジェシカが思わず艶かしい声をもらす。
「娘を生んでから誰かと仲ようしている噂は聞かなかったが、誰かに可愛がってもらっていたのかの?」
「いえ、そんなことは」
マリーの処女喪失の夜に、若者に手ほどきをして膣内射精されたことをジェシカは村長バウムに隠した。
子を孕まぬのにすることは、淫らな恥ずべきことであるとされている。
だから、不妊の印がある女たちは、お気に入りの男がいることを自分から言いふらしたりはしなかった。
「まあ、思い人がいようがいまいが他の連中などくらべられぬほど、たっぷり楽しませてやろう」
そう言いながら一度ジェシカから離れ、衣服を脱いで全裸になった村長の首から下の体つきは、細身だが筋肉が引き締まった獣のごとく逞しかった。
そして股間にそそり勃つものは太く、腹部につきそうなほと起立していた。
異様さにジェシカが後ずさりをするが、その腕をつかむと強引に引き寄せた。
「しゃがんでくわえてもらおうか」
ジェシカが怯えつつも村長に逆らえば娘に何をされるかわからないと思いしゃがみこむ。
口をわずかに開くと、唇に先端があてがわれる。ジェシカが目を閉じ、眉をしかめながらも勃起の先端部を口にふくんだ。

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