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淫蕩王の旅
官能リレー小説 - ファンタジー系

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淫蕩王の旅 3

「はぁ、はぁ、はぁ……」
「ん、なんか濃いのいっぱい出たね。もしかして他の子とはしてないの?」
すれば相手もなんとなく親しくなった気がするのか、やたらと話しかけてくる。
また森の収穫作業の途中で、急にしたがったりされて、めんどくさいので、最近はマリーとばかりしている。
「聞くなよ、恥ずかしいだろっ」
村の男たちは、孕ませたとか、あの娘とあの娘とやったとかを男性しかいないと、本当か嘘かわからないが、自慢話をする。
特定のひとりとしかしていないというのは、嫌われて相手にされているのがひとりだけなのか、体力に自信がない男だろうとからかわれる。
「まあ、いいけどね」
マリーのほうが、口ではそう言いながら耳まで真っ赤にして照れている。他の子よりも特別に自分が気に入られていると思ってしまう。
自意識過剰すぎると思いながらも、そうだったらうれしいとつい考えてしまう。
やりまくった男が出す子種汁は、出すたびに薄まっていくのをマリーは知っている。
村の存続のために好き嫌いは関係なく、気持ちをわりきってする女性もいるが、マリーは母親ジェシカから、結婚や恋物語を聞いて憧れて育ったので、自分の好きな男性の子を産んで育てたいと思っていた。
だから、本当は村長だろうが、仲良くしておけばあれこれ親切に食糧なども分けてくれる男だろうが、相手にしたくなかった。
村長の相手をすることになったのは、村長が申し入れて断られたとなると、村長の立場上あまりよろこばしくないからだった。
母親ジェシカが移住するときに手配して村の男たちに家を建てさせたのも村長で、恩返しと言われたら断りにくい事情もあった。
村長の出したものは薄く、村の他の女性たちとも日を置かずにやっているのがなんとなくわかり、マリーは村長に女なら誰でもいいのかとイライラした。
それを我慢しなきゃと思っていたが、肛門を舐めたり、指先をあてがわれ、マリーは激怒して村長の家から逃げ出してきた。
それにくらべて、他の子には手を出さずに部屋にこもって、濃いのを出してくれた幼馴染みを「なんか、かわいい」と思う。
「かわいいって言われてもな……」
と撃沈した自分の半萎えのものを見ているこの人は、やはりかわいいとマリーは思う。
「おねがい、ちょっと寝そべって、じっとして我慢していてね」
仰向けに寝そべっている上から体を重ねて、首筋から舌と唇でじわじわと愛撫していく。
「気持ちよかったら声出してもいいからね」
鎖骨から脇の下、そして、左右の乳首を舐め転がし、唇でちゅぱちゅぱと吸う。
「うあっ、あぁ、んあっ、はぁ、はぁ……」
乳首を愛撫しながら下半身の内股を撫でまわし、息が乱れていくのを聞いて、マリーも興奮してきた。
「ねぇ、さわってみて」
濡れそぼったわれめに手を導く。
「気持ち良さそうな声であえいでるから、私も興奮しちゃった」
ぬちゅっ、と中指を挿入させる。
「んっ、どうなってるかわかる?」
「ぬるぬるして、なんか熱くなってる」
「もっと奥まで突っ込んでいいよ」
すっかり中指の根元まで挿入して、親指で敏感なクリトリスの肉粒をくにくにと弄られると、マリーが甘えたような声で「そう、優しくして、あぁっ、気持ちいいよぉ」と言って抱きついてくる。
くちゅり、ぬちゅっ、ぬちゅぬちゅぬちゅ。
「あぁん、あっ、あっ、はぁんっ!」
マリーのわれめからたっぷりと愛液があふれてくる。
びくっとマリーが身を震わせたとき、中指が抜き出された。
「なんか、ちょっとイッちゃった」
マリーが照れながら言ったときには、また元気に勃起していた。
マリーが上に乗り、立て膝をついて豪快に腰をうねらせた。
ぐちゅっ、ぬちゅっ、と濡れた膣肉が肉棒を包み込む。たっぷり濡れているだけでなく、ざらざらとして、よく締まる。
ついつい腰を小刻みに突き上げてしまう。
ひと突きごとに愛液があふれ、引くごとに愛液がかき出される。
「あんっ、気持ちいいよぉ、いいっ、いいっ、いいっ、あぁん!」
歓喜の声を上げるマリーは、ゆれる乳房を自ら揉みしだきながら、腰をくねらせる。
その腰のくびれを下からつかんで、さらに激しく腰を突き上げる。
「もう、いくっ、いくっ、あぁん、あっ!」
「もういきそうだ、マリー」
「じゃあ、一緒に、ああぁん、いくぅ!」
どひゅっ。
「あぅっ、あぁん、いくぅぅっ!」

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