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孕ませコロシアム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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孕ませコロシアム 18

「おい、どれが誰なんだ?」
誰かがヤジる。そうだそうだという声が続く。
「さあ、どれが誰だかわかるようにマーキングしますよ〜!」
ジャスミンのアナウンスの声とともに、彼女が手にした宝石から青白い光が黒豹戦士どもに照射された。
照射された彼らの胸と背中に、「ブルクント」「モーディス」「ゲルライツ」という文字が浮かんだ。
3名の黒豹戦士の区別ができるようになると、観客たちの声援が飛び交った。
「おらー!お前に賭けたんだ!さっさとヤっちまえー!」
「モーディス、今日の稼ぎはお前にかかってるぞ!」



いつしか黒豹戦士達の装備は面積の狭いビキニだけになっていた。
コロシアムは沸いた。黒豹戦士達は雇い主から何らかの指示を出されたのか妖しく踊り始めた。
「早くやっちまえ」というヤジが飛んだが、彼等は股間をくねらせて黒光りする筋肉を強調した。
「ぐああ!」
その途端に観客達が一斉に股間を押さえて呻き始めた。
三人の黒豹に賭けていた彼等は黒豹の躍りがヒートアップするなり、服を脱ぎ始めた。
彼等のぺニスは我慢汁を垂らしながら光りつつある、その色合いは自らが賭けた黒豹戦士に浮かび上がる名前の色に対応していた。
連動しているのだ。
観客の男達が全裸となった時、コロシアムは完全に暗闇と化した。三色の光だけが無数に並ぶ。
このような演出は誰にも知らされていない。観客の男達はただ性器の刺激に声を漏らすだけで状況を把握できてはいなかった。
四方から出現した照明が中心部を明るく照らした。黒光りする肉体が光の中に浮かび上がると観客達は少し落ち着きを取り戻したようだった。
観客の男達は自らが金をかけた黒豹戦士に対する声援をあげ始めた。
まるで戦士と観客が一体化しているかのようで、黒豹の性器が刺激されると該当の観客が一斉にのたうちまわる。
明らかに異様な光景なのだが、もはや誰も疑問には思わなくなっていた。

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