PiPi's World 投稿小説

呪淫契約
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 4
 6
の最後へ

呪淫契約 6

エリーヌの秘所からの水音と、二人の息遣いだけが部屋の中の音。
呪術師の片手はエリーヌの秘所を、もう片手は豊かな胸をまさぐり彼女の身体に灯った官能の種火を炎へと誘う。
さらに彼の唇が、エリーヌの首筋を吸う。

「そんな所を吸われたら、痕が…」
「いいさ。君との愛の証、見せつけてやろう」

恥ずかしそうに身をよじるエリーヌ。
呪術師の指がエリーヌのなめらかな絹のような肌の上を滑る。
エリーヌの中の官能が温まり、彼女の肌を愛欲に彩る。
たっぷりとした見事な胸を、柔らかく揉まれ。
「はああっ、ああ…すごいです…」
なんども首筋を吸われ、彼女の喉は歓びの鳴き声を漏らす。
実の所、呪術師シャドウがエリーヌを無理矢理犯したのは初めての時だけだ。
その後は呪術師はむしろ紳士的であり、ここに連れて来てからはエリーヌの体調や心の具合をよく見て、その気になれなさそうな時や生理の時には優しく世話をしたりするのだった。
何度も抱かれ、女の歓びを受けるうち、エリーヌの中にも愛欲が芽生え。
元々の発育の良さもあってかどこかで期待している自分に気づき、恥ずかしさと戸惑いと、その裏の幸せを感じていた。

念入りに愛撫されていると、大切にされている気がして幸せな気持ちになる。
エリーヌはいつしか、こうしたひと時が好きになっていた。
シャドウがすっかり濡れた秘部に、そっと指を入れてくる。
中をほぐすように、ゆっくりと。胸を揉むのに合わせるように、上と下から、柔らかい快楽を与えてくれる。
念入りに、何度も首筋、肩、胸などに彼の口付けが降り注ぐ。
愛をその身に刻印するかのように。
「ああ、シャドウ…」
蜜壺も念入りに解され、すっかりできあがってしまったエリーヌは、さらなる愛を求めて、声を上げる。
「そろそろ、貴方を…」
「ああ」
濡れきった蜜壺に、シャドウは自らの先端をあてがう。
しっかりと、しかし柔らかく締め付けてくる蜜壺が、シャドウ自身で押し広げられる。
「あ…」
それが気持ちよくて、軽く声を上げてしまう。
シャドウは、興奮と安らぎが混じった顔でエリーヌの顔を見ながら、奥まで入り込んだ。
「いつもながら、お前の中は安らぐな」
「まあ……」
貫かれたエリーヌも、彼に抱かれる幸せを顔いっぱいにあらわしていた。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す