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ほぼ裸の国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ほぼ裸の国 3

ゴーカン帝国に着くと早速、ルシエラ王女たちと義姉妹の杯を交わすために、
ルシエラ王女の豪華な寝室に僕とシーラは案内された。
「これから私たち3人と杯を交わすセックスをしますよ。」
「え?お酒を飲むんじゃないの?」
「私たちの世界ではセックスが盃の儀式です。」
そんな安易な展開で読者が納得すると思っているのだろうか。
なんの捻りもなく、ただ女を登場させてはセックスをさせるだけ。
同じ様な展開で盛り上がる訳もなく永遠に停滞する。
そんな話ししか作れないのに何故同じ事を繰り返すのだろうか。
「つまらないですね、その設定。ありきたりです。
なんでせっかく起こった戦争を、もっと美味しく利用出来ないのですか?」
 「そういうことでしたら、ご安心ください。公一様、ちょっと」
 ルシェラは僕を隅の方に呼んだ。
 「戦争の結果は、これからおいしく頂くところなんですよ。このあと、シーラと私の弟のセックスも待っています。我が王家とあなた方が、混じり合っていく。王国のあちこちで、同じようなことが起こっているのですよ」
「ほほぉ…民族浄化ですか。流石はゴーカン帝国のお姫様なかなかエグい手を使いますな」
「嫌ですわ、褒めても何も出しませんわよ」
この姫様、かなりの切れ者のようだ。
何も考えずにただセックスに溺れる気でいるシーラとは雲泥の差だ。
この策にシーラ達が気付く頃には、王国はもはや国としての形を成して居ないだろう。
帝国の一部と化しとして搾取される未来が簡単に予測できた。
「ま、分かっていただけたのは嬉しゅうございますわ。仲良くしましょう」
 ルシェラは僕の肩を引き寄せ、キスをしようとした。

「待った、秘密を知ったから命はない、なんて言ってこのままあの世行き、なんてことはないだろうな」
 ルシェラはふっと笑って、その場で座った。ルシェラもこれからセックス、という状況だったので何も身につけていない。
 「大事な人質。簡単に殺すものですかぁ。お疑いなら、私の体お調べなさったら、穴の中まで」
 そういってルシェラは脚をM字に開いた。

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