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ほぼ裸の国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ほぼ裸の国 1

僕は宮本公一。美女ばかりの国に召喚された王子だ。
この国の女の人たちは洋服を着ていなくてほぼ裸だった。正確には透き通った透明な服を着ているだけだった。
ちなみに、僕もパンツ一丁で生活している。そして、この世界には「戦争」という言葉すら無い平和な国だそうだ。
「もう、慣れましたか?」
シーラ王女は何かと僕に優しくしてくれる嫁さんだ。
「まあ、なんとか」
「あらあら、仲がいいのね。」
シーラのお母さん、マリア王女だ。
「大変です女王様!隣国のゴーカン帝国が宣戦布告してきました!」
前言撤回やっぱりこの世界にも戦争はあったようだ。
「そんな、我が国には兵士なんておりませんわよ」
「どうにか話し合いで解決出来ないのですか」
二人が慌てふためく姿を見たのはここに来てから初めてだ。
「既に侵攻は始まっており、国境付近の村では女性達が拘束されてます。
対話に応じるつもりは一切無いとの意思表示かと…」
報告に来た侍女は悲痛な表情で女王たちに伝える。
「では私達はただ捕獲されるのを待つしか無いと言うのですか」
「なぜ我々なのです…」
絶望し天を仰ぐ女性達。
たぶん原因はその素っ裸みたいな格好じゃないかな。
ゴーカン帝国も女性ばかりの国だそうだ。
たぶん、その国も僕がほしいのだろう。

開戦から一週間、王国は即席の軍隊で抵抗したが投入した女性兵がことごとく捕獲されお持ち帰りされるだけで、とても兵士としては役に立たず、この国の運命は風前の灯火である事が明らかだった。

「あん!あん!あん!もっと突いてぇ!」
「もちろんそのつもりさ!」
そんな感じの外の事は放って置いて、僕は空き部屋で侍女を抱いていた。
開戦してからと言うもの不安を抱えた女達が僕とのセックスを求めて次々と誘って来ていた。
 一方、マリア王女と、その母親ユリア女王…この国では年を取っても体がしわだらけ、などということはなかった…と、配下の博士 マギの三人は会議を開いていた。
 「相手も、戦争そのものが目的ではないはずです。こうなったら、何を護るのかを考えて、それ以外は相手のほしいものを差し出すことで、戦いを終わらせる道はないか、使者を送ってみるのはいかがでしょう?」

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