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勇者の子づくり生活
官能リレー小説 - ファンタジー系

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勇者の子づくり生活 2

どこまで行っても美女の姿がない。
そんな酷い理由でファリスは異変に気がついた。
「おかしいなぁ…子作り生活が待っているはずなんだけど」
とても勇者とは思えない迂闊な言動だった。それもそうである、こんなのが勇者として選ばれたのも仕組まれたことなのだから。
ファリスが謁見の間に足を踏み入れるとそこには老婆が一人立っていた。

「お婆さんお城の人達は何処へ行ったの?」
「ひひひ…。愚かな勇者よよく来おったわい」
「愚か?どういう事?」
「お前が探しているフローラ王女や城の女達なら隣の広間に居るぞ」
「?」

老婆に促されファリスは広間の扉を開ける。

「うっ!!」
「ひゃひゃひゃ!王女様とのご対面じゃ!」

扉を開けた瞬間、吐き気を催す程の血の臭いと惨たらしい女達の死体がファリスの目に飛び込んで来た。
城内勤めの者は皆、容姿の良い者で揃えられて居たが、メイドや騎士、貴族の令嬢その他城内に居た全ての女性が皆、衣服を引き千切られ陵辱の限りを尽くされた後、絶望の内に息絶えた苦悶の表情を浮かべていた。
そしてその惨劇の中心には全裸に剝かれ肛門から口まで漆黒の杭で貫かれたフローラ王女が飾られていた。

「どうして!?お婆さんどうして!?」
「ひゃひゃひゃ!愚かな勇者よ、お前は魔王様を倒してなどおらぬ」
「えっ?」
「お前が魔王様と思って倒したのはかつての真の勇者が施した封印とその番人じゃ!」
「そ、そんな…」
「ちょいと風景や姿を幻術で変えてやっただけで、こうも上手くゆくとは思わなんだよ。流石、偽の神託で選ばせたこの国でもっと愚かな男よのぉ」
「嘘だ!僕は勇者で魔王を倒したんだ!」
「まあ、お前がどう思おうが関係ない。お前さんが戦利品として宝玉を持って帰って来たお陰でこうして魔王様の復活儀式が完成したのじゃからな」


カン!

老婆が持っていた杖で床を叩くとそれを呼応するように広間の中心、王女の屍に向かい禍々しい魔力が集中する。
命を奪われただの屍と化した女達の肉体からも魔力は搾り取られ、唯一この世に残っていた女性としての美しさは見る見る内に失われ、醜い干からびたミイラと化していった。

「あ…あぁ…」
「魔力は十分集まったか…さて後はお前の生命力を全て宝玉へ注げば魔王様の復活じゃ!」
「嫌だ!僕はそんな事しないぞ!」
「ひゃひゃひゃ!いいや、お前は自分から全てを吐き出すさ、ほれ」

『た…スケ…て…勇者…ファリス…』

死んでいると思われていたフローラ王女が言葉を発する。

「え…!?」
『ワたシを…抱イテ…子ダネを…くだ…サイ…』
「ひゃひゃひゃ!卑しい女じゃ。死して尚、男を求めるとはな」

串刺しにされ女としての尊厳を踏み躙られ、哀れなオブジェクト化したフローラから発せられる言葉にファリスは戸惑いを見せる。
だがそれと同時にファリスは哀れな姿を晒すフローラへ劣情を催していた。

「どうした王女を抱かないかい?卑しい雌穴は無傷のままじゃぞ」
「ぼ…僕は…僕は…」
「女の最後の望み叶えてやろうとは思わんのかい?」
『コ供を…くだサイ…勇シャ様…』
「!!」

その瞬間、ファリスの中で何かが解放された。
惨殺されて尚、男を魅了するフローラの体にファリスは吸い寄せられるように近づくと性交を初めてしまう。

「ああ…フローラ王女!うぅぅ…王女の中、冷たくてゆるゆるなのに気持ちいいよ。少し硬くなり始めたおっぱいも最高だよ!」
『あっ…あっ…あっ……』

ファリスは一心不乱に腰を振り、気持ちが高まると欲望のままフローラの子宮目掛けて射精をした。
赤子を産み出す役目を奪われた子宮はファリスの欲望のごみ捨て場として蹂躙された。

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