PiPi's World 投稿小説

巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 24
 26
の最後へ

巨乳美女王国、3人のお姫様 26

「まだ薄暗いじゃないか。まだ時間は有るよ」
「あんっ、殿下」
「止めて欲しいのかい?」
「いいえ、もっと私を可愛がってください」
「さあ、続きだ」
「はい」
そして早朝から2人でハッスルするのだった。

「やれやれ。殿下、どれだけなさっていたのですか?」
朝からミユキに呆れられている僕。
早朝からのハッスルで少し寝坊してしまった。
「フローラも朝からお疲れね」
「………」
ファリスに指摘され、顔を赤くして黙り込むフローラ。
「全く、少しは自重しなさい」
母に咎められた。
「いや、その、コレも、公務の一環だから」
「ハア」
溜息をつかれた。まあ、無理もないけど。
「いいえ、サオリ様。とても喜ばしい事です。寧ろ殿下に自重されては困ります」
ファリスが母を宥める。
ちなみに『お義母様』呼びは嫌がったので『サオリ様』となった。やっぱりファリスにお義母様と呼ばれるのは微妙らしい。という事で、ミユキの提案で、フローラとレナが『おかあさま』と呼ぶと、どちらを呼んでいるのか分かりづらいという口実で、母の呼び方は『サオリ様』で統一された。元々一般人なので様付けも嫌がったが、流石に其れは我慢してくれてる。
「勿論、他にも副王として、して頂かなくてはならない事も有りますが、一番重要なのは子作りです」
「まあ、そうなんでしょうけど………」
この国の為とはいえ、まだお婆ちゃんになりたく無いので微妙な表情の母。
「ところで殿下、本日の『夜の公務』のお相手は私で宜しいですよね?」
「お母様、狡いです。殿下、私ですよね」
ファリスとレナが今夜の子作り相手を希望する。
「えっと………」
僕は悩んだ。どちらを選んでも角が立つ。
「悩む必要は有りませんよ」
「ミユキ?」
「今夜は、お2人一緒に励めば宜しいではありませんか。別に1人ずつに拘る必要もないでしょう?」
「まあ、確かに」
「そうですね」
「ちょっとミユキ」
「初夜から、御三方と励まれてたではありませんか。殿下の精力的に問題はないでしょう」
「そうですね。1人だと、ちょっと大変ですね」
昨夜から今朝にかけて1人で相手をしていたフローラにそう言われては何も言えない。
「ところで貴女は良いの?」
ファリスがミユキに尋ねる。
「御気遣いありがとうございます。ですが、殿下の正式な妻であらせられる御三方と私ではシッカリと差をつけておく必要が有ります」
「しっかりしているわね。でも、先のフローラの騒動の御礼、褒美が必要でしょう?」
「いいえ、私は時々で結構です。私は、まだ子供の必要性は無いので」
まあ、ミユキは焦る必要は無いか。
「それよりも、あの屑共の扱いを一任して頂きたく思います」
「分かりました。では、かの者達は大功臣に一任しましょう。宜しいですね殿下?」
「そうだね。任せるよ。遠慮は要らない好きにして良いよ」
子供を誘拐した上、僕のフローラを襲おうとする様な奴等に情けは要らない!
「ありがとうございます。あの屑共には徹底的に落とし前をつけさせましょう」
ミユキの目が怖い。ファリス以外の全員がちょっと引いてる。憎たらしい連中なのに何だか気の毒に思えてきそうだ。
「さて、今日も一日頑張りましょう」
ミユキに対して、唯一平然としていたファリスの一声でこの場は解散となった。


そして夜、僕の部屋にファリスとレナがやって来た。

「「失礼致します殿下」」
2人は豪華なドレスでは無く、ネグリジェを着てやって来た。
「いらっしゃい」
「よ、宜しくお願い致します」
レナは、まだ2回目だからか、少し緊張して堅い。
「殿下、本日は如何致しましょうか?」
ファリスは、至って平然としている。Hの経験値は少ないけど、人生経験はそれなりにある大人の貫禄だろうか?今朝も唯一ミユキに引いていなかったし。
「取り敢えず2人共ベッドにおいで。隣に来てよ」
それを聞いてファリスが動き、それに釣られてレナもベッドに上がる。
ファリスが右隣に、レナが左隣で横になり寄り添う。
僕は2人の頭をそっと撫で回す。
「さて、どうしようか?」
「殿下の御心のままに」
「お母様の仰る通りです、殿下」

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す