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巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

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巨乳美女王国、3人のお姫様 1

僕は椎名レイジ。見たことのない場所で目を覚ますと、いい匂いがしてきて横を見るとお姫様が着ている高そうなドレスを着た巨乳美人のお姉さんが僕の顔を見ていた。
「レイジさん、慌てないでゆっくり体を起こしてください。」
僕は背中をお姉さんの手に支えられながら上半身をゆっくりと起こした。
お姉さんに背中を触られてるだけなのに安心するというか気持ちいい気分だった。
「自己紹介がまだでしたね。私の名前はレナ。この国のお姫様です。あとで、私の姉とお母様を紹介しますね。」
「なんだろう。まだ軽くめまいがする。」
「無理しないでください。召喚の影響であなたの体はまだ本調子じゃないはずですから。」
お姉さんはふらついている僕の体を支えるように抱きしめる。
すると、部屋の中にレナさんよりもさらに美人のお姉さんが部屋に入ってきた。
「あっ。フローラお姉様、お帰りなさい。あの、そちらの女性は?」
フローラと呼ばれた女の人の隣に見覚えのある顔の女性が立っていた。
「ただいま、レナ。たぶん、そのレイジさんと同じ世界から来た女性よ。どうやら、そのレイジさんの知り合いみたいなのよ。」
「松坂だろ?」
「ご名答」
彼女は僕は同じ学校の優等生だ。美少女で胸も大きそうだけど、頑固で気がきつい一面があって周囲と距離をおいている。
「随分、派手でセクシーな格好だね」
「実はこういうのに憧れてたの。現実じゃ、いい大学に行って大手に入って、出世頭と結婚しても…ここまでは無理じゃない」
松坂美由紀はお姫様と同じようなドレスを着ている。普段は見せないような笑顔と胸の谷間だ。
彼女はこの世界に来れたことを喜んでるように見える。どうやら才能を活かせる場所と考えているようだ。
「二人でこの国のために頑張りましょ」
「男女一組だったの?」
学校では僕に見向きもしなかったのに、なぜか愛想が良い。
「女の子はあと二人いたの。あたしが選ばれたのは知恵だったけど、他の子は運動神経や生まれ育ちの良さだったの。
でも、魔法と相性が悪くて召喚が上手くいく寸前で失敗したみたい」
「で、どうなったの?」
「黒焦げよ。体はこっちに来たんだけど、すぐ燃えちゃった」
「死んじゃったんだ」
「気の毒だけどしょうがないね。レイジ君も偉そうなチアガールやブスの金持ちより良かったんじゃない?スクールカーストから開放されてうれしいでしょ」
知らない場所に来てすぐグロい光景なんて目にしたらパニックになりそうだけど、彼女は自分を偽ってまで将来のために生きてきたから、才能をひけらかしたり親の力で好き勝手してきた同級生を内心憎んでいたのだろう。僕も野球部のエースや不良と一緒だったらいい気はしない。きっと、オタクだからここのようなファンタジーの世界と反りがあったんだろう。
「うん、でも松坂…隠れ巨乳だったんだ」
「あっちの世界では隠してたの。頭悪いと思われたり、嫉妬されるのが嫌だったから」
美由紀は照れながら話す。

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