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元雌豚の世界救済記
官能リレー小説 - ファンタジー系

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元雌豚の世界救済記 2

きっと、本気で死ぬつもりなのだろう。
オーク達に蹂躙される意味を理解した上での行動だ。
解放されたいのだ。この世から。
この異常な生活を強いられていて、まともな精神状態を保てる筈がない。一般的なものさしから大きく逸脱している。

大方、壊れているのだろう。私も。

「…ミリィ。良いかな」

暫くの沈黙の後、ナズサが傍観している私の名を口にした。

その内容はやはり。同じ境遇に立つ者同士。
常軌を逸しているのも。
壊れているのも。
お互いさまだった。

ーーーーーー

あたしはもう終わりだ。
いや、終わりにする。洞窟の入口に向かって、ただただ走る。

ナズサとは友達だった。
思えば、幼い頃からナズサとは一緒だった。
ナズサのお兄さんとも頻繁に顔を合わせる仲だったのに。

お兄さんは、帝国の騎士。
いつも仕事で、あたし達のような非力な民を魔物から守っていた。
そんなある日、魔物の軍勢が押し寄せてきたみたいで、戦える騎士は皆いなくなってしまった。

あたしの想い人。ナズサのお兄さんも行方が分からなくなった知らせが届いてから、あたしは愕然とした。

それからまもなく、あたし達の住む帝国は魔物によって壊滅され。
襲撃を受けたあたしとナズサは、魔物と手を組んだ人間達によって身体を改造させられた。卑しい雌豚となるように。
それからは毎日のように、男に奉仕して生き長らえる毎日を送っていた。お兄さんはどこかで生きていると、いつかここで耐えていればお兄さんが私たちを助け出してくれると。ナズサと一緒に。そう思って生きてきた。
そのはずだったのに。
いつの間にか、私の方がダメになっていた。

オーク達が見える。
歪な程に大きく勃起させたあの肉棒で、あたしは肉棒の虜となり、幾度となく絶頂し、蹂躙され、妊娠する。そして魔物であるオークの子種が、私の命を吸いとるんだ。

もう、あたしはそれで良い。
だから、後はまかせたよ、ナズサ
あんな事言っちゃって、ごめんね?



「あはっ。」

美味しそうなちんぽだぁ!
あたしをキモチ良くしてくれるちんぽがいっぱい!
「はい、どーぞ。」

あたしはその場に座りこんで躊躇なく股を開く。

M字開脚の体勢となり、にっこり笑うあたしに、オーク達が向かってくる。

「ちんぽ、はやくくださーい!」

仰向けに横になった私は、片手で自分のまんこを拡げる。
あたしのまんこは涎という愛液をダラダラとこぼしていた。


あっという間にオークのちんぽに囲まれるあたし。
これからどんなことをされるのか考えるだけで息が荒くなってしまう。

「んッ!」

あたしの両足を掴むが早いか、オークはあたしのみっともなく濡れたまんこに挿入を試みようとしている。

こんなおっきいの、入るのかな?

「んぐぅっ!?」


亀頭部分があたしのまんこを遠慮なしに通過した途端、あたしが感じたのは痛みではなく。
今まで人間の男に犯されて感じていたレベルを遥かに越えた、凄まじい程の快感だった。

もともと、あたしの雌豚まんこが卑しすぎるからって、今まで思ってたけど。
オークのちんぽの先端が入っただけで、こんなにキモチ良いなんて。あたしの雌豚まんこ、もっと早くオークに使って貰えば良かったなぁ。
さっき、なにか大切なことを考えていた気がするけど。忘れちゃった。
まぁ、今からあたしの雌豚まんこ、使って貰えるんだから、それより大切なこともないよね。

忘れたのなら、それはきっとどうでもいいことなのだろうから。


次第にあたしの意識は薄れ、欲望に包まれて行ったのだ・・・


あたしが意識を取り戻した時、最早あたしに身体の感覚はなかった。
岩壁にもたれかかるあたしの身体は、オークに飽きて壊されたみたい。
オークは気に入った女は犯して孕ませるけど、気にいらない女は壊すって聞く。
あたしは気に入られなかったんだ・・・

首も殆ど動かないし身体の感覚も無い。
脚は片方は変な方向に曲がっているし、向こうの方に転がってるのはあたしの腕かもしれない。
身体は血と精液混じり。
アソコには古びて錆びた剣が突っ込まれていた。

ああ、このままアタシ死ぬんだ・・・
できれば気を失ったまま死ねればよかったのに・・・

でも死ぬことは嫌じゃなかった。
むしろ全てから解放されて、なんだか穏やかな気持ちになっていた。

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