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魔法病院、女神天使の看護
官能リレー小説 - ファンタジー系

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魔法病院、女神天使の看護 4

「彼には私の旦那となって貰います」
「相変わらず、難儀な体質ですね……フェリス様」
「結婚とはいいものですよユノア。
 貴方も結婚してみては如何ですか?
 とても気持ちがいいですよ」
「私はまだ遠慮しておきます」
そんな会話を聞きながら僕の意識は途絶えた。

日の光が顔に当たり、僕の眠り邪魔をする。
何だか体が怠いが目を醒ます。
どうやら朝になったようだ。
「元に戻ってる。昨日の出来事は夢だったのか?」
隣に座っているフェリスさんが答えた。
「夢ではありませんよ。あなたは麻植物化をして私たちに襲い掛かってきたのです。」
「そんな、僕が?2人に?」
「でも、あなたは私の母乳を飲んだ事で元の人間の体に戻ったのです。」

「そうだったのか。」
「そして、私たちは夫婦になりました。」
「え?なんでフェリスさんと僕が夫婦に?」
ユノアさんが、
「人間の男性が女神天使の母乳を少しでも飲んでしまうと、事実上結婚したことになるんです。」
こんな美人の女神様と結婚できるのはうれしいけど、
「そんな、それって、僕のせいですよね?ごめんなさい。」
「いいえ。あなたのせいではありません。私の責任です。」
そう言うとフェリスは一枚の紙を出す。
「ではこれにサインしてください」
「これは?」
「婚姻届です」
「はい?」
「婚姻届です」
「…あのどう言う意味ですか」
「これにサインすれば正式に私たちは夫婦になります。
 ですからサインしてください。」
反応に困る。
物事が尽く唐突なのだ。
「えーと、サインしなかったら?」
「あなたには死んで貰うことになりますね。人間の命はここではとても軽い物なのです」
「分かりました。」
まだ死にたくないからサインをした。

結局、僕達は一週間後に結婚式をすることになった。
フェリスさんのウェディングドレス姿はどんなのなんだろう。いろいろ想像してみるだけですごく楽しみだ。
「佐伯さんは誰もいない場所でHな事をあまり考えないようにしてくださいね。心の隙間に付け込まれますから。」
ユノアさんに言われて僕は落ち込む。
「結婚式には神々が臨席されます。暴走する事がないように、私が搾ります。」
「えっ、ユノアさんが?」
「私は婚礼のため身を清めなくてはならないので式を挙げるまでは体を許すわけにはいかないのです。」
申し訳なさそうなフェリス。

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