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乗っ取られていく王国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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乗っ取られていく王国 2

「ウェンディとシンディは?」
「あの娘たちも……申し訳ございません」
ウェンディとシンディはルーナの娘だ。ルーナが14で産んだ娘たちも既に、同じ14歳にまで育っている。
先に妹になったシルフィが生まれたばかりというタイミングで、母親の寝所に入り込んだ男がいれば怒りをぶつけてくるのもやむなしか。
「気にするな、お前のせいじゃない。じゃあ、あいつらの弟か妹を増やして、喜ばせてやろうぜ」
そう言って、俺はルーナに口づけした。
「お前に頼みがある。」
「サイガ様の頼みなら何でもやります。」
「明日の夜エミリにこの薬を飲ませるんだ。」
そして、俺は薬の調合も得意だった。薬が入った小瓶をルーナに渡す。
「サイガ様、このお薬はなんでしょうか?」
「お前は何も知らなくていい。お前は俺の命令を聞いて動いていればいいんだよ。」
先に話した通り、看守は既に催眠術で抱き込んである。
そのため、牢屋の奥にはこっそりと俺の作った特製の薬を収める薬棚があった。
今の薬もその1つ。
多少の不便もあるが、悪くない住処と言える。
「は、はいぃぃぃ、申し訳ございませんっ!」
そして、俺は謝罪するルーナの爆乳をわしづかみにする。
勃起した乳首からは母乳が噴き出ていた。
この14年、国王は跡継ぎとなる王子を望み、ルーナ相手にがんばり続けてきたようだが、俺が施した催眠術と定期的な投薬により、ついに王子は生まれる事は無かった。
代わりに副作用として、ルーナは母乳をいつでも、出せる身体になってしまった。
「分かったらのなら、とっとと部屋に帰り、国王とたっぷりセックスして来い。
 国王の残り僅かな命、お前のメス穴で絞り取って来るんだ」
母乳を垂らすルーナを突き飛ばすと、俺は彼女を追い払った。
国王よ、美人過ぎる妻を娶った事を、後悔しつつ残り僅かな命、じわじわと絞り取られるがいい。
俺は手に残った、ルーナの母乳を舐めながら、国王の死因が病死かルーナによる衰弱死、どちらになるか楽しみに待つのだった。

 
それから数日後だった。
王の訃報が牢の中にまで流れてきたのは。
国中が悲しみに暮れる中、俺はほくそ笑む。
国の実権はルーナが持っている。後は、他を掌握し国を手に入れるだけだ。
「さて、邪魔な王は消えた。仕込みも終わっている。これからどうなるか楽しみだぜ」

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