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ガルシーダの闇
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ガルシーダの闇 10

「あんた、飲み過ぎよ」
「うるせえな、わかったよ」
おネエの店主に言われてジェフは店を出ると、酔った勢いで安宿の方へ向かった。
娼婦たちはおネエの酒場の店主から話を聞いて、商売を見合わせている女たちもいるが、そうではない女たちもいる。
娼婦たちにも派閥のようなものがある。
一匹狼のような娼婦もいる。
ジェフは娼婦とセックスをして、憂さ晴らしをするつもりだった。
安宿の周囲も、昨日までは失跡者の探索や不審者を見つけるために衛兵や自警団の若者たちが夜でも歩きまわっていて、娼婦たちも路上から姿を消していた。
今夜は領主の館や黒猫亭に警備が集中していて、娼婦たちも出てきていた。
ジェフは建物のかげに立っている女に声をかけた。その女は金額を言ってから、宿代は別だとジェフに説明した。
「ああ、かまわねぇよ」
ジェフは女に腕をからまれて一緒に歩き出した。女の胸のふくらみが腕に当たっていて、ジェフがにやけながら「胸が当たってるぞ」と言うと女はくすくすと笑った。
安宿の受付の老人に金を渡すと、女に案内されて部屋に入った。
家具は簡素なベットだけ。部屋の隅には女の荷物がまとめられて置かれてあった。
年齢の頃、三十歳前半。女盛りの娼婦は、ジェフの首に両手を巻いて、口紅をつけた真っ赤な唇を押しつけてきた。
たっぷりとジェフの唇を吸ってから、唇を離した時には頬を上気させ、目を潤ませてジェフを見つめている。
ベットで酔ったジェフは抱き合いながら寝そべると熱い肉をもたせかけてきた。
「もうこんなになってるのね」
女の手がジェフの股間を撫でまわす。
ジェフは女に抱きつき唇を重ねて、舌を入れようと女の唇を舐めた。女はすぐに唇を開いて、ジェフの舌を受け入れた。
ジェフは目を閉じ、女と舌を絡ませながら聖騎士シーラやエミル、そして領主のメイドのナタリーとキスをしているのを想像して興奮した。
キスをしながら、ジェフは女の乳房を服の上から揉んで感触を堪能する。
女の手もジェフの勃起を、服の上からさわさわと撫で回している。
「服を脱いでくれよ」
ジェフは唇を離すと、女の乳房を揉んだまま言った。女がうなずくと手を離す。
女はベットから降りて服を脱いで全裸になる。腕で乳房を隠している。
ジェフもベットからおりて、服を脱いで全裸になった。
女はジェフに抱きつき、肌を密着させる。ジェフは、女の尻の柔らかい肉をぎゅむぎゅむとつかんで揉みまわす。
「んんっ……あぁっ……」
女がしがみついて、ジェフの愛撫にあえぎ声を上げる。ジェフは女の吐息が首のあたりをくすぐるのを感じている。
「ねぇ、しゃぶらせてくれる?」
女に囁かれ、ジェフは女の尻から手を離すと女もジェフを抱きつくのをやめた。
ジェフはベットに腰を下ろすと、女は床に両膝をついてジェフの両脚の間に体を入れてきた。
ゆっくりとジェフの勃起に鼻先を近づけると、見せつけるように唇を開き、舌を出して肉棒の裏筋を舐め上げる。

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