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ガルシーダの闇
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ガルシーダの闇 19

「うぅ……」
女は泣き出したようだったが、ジェフは容赦なく小刻みに腰を揺らし続け、たまに止まると乳首をつまんでみたり、クリトリスを弄ってみた。
(試してみるか)
ジェフは女の腰のくびれをつかみ、ゆっくりと膣内から抜けるぎりぎりまで肉棒の先端だけ残す感じで腰を引き、素早く奥に突き入れる。そんな動きを繰り返して、汗ばみながら目を閉じた。
「……ふぐぅ、んっ、んっ、んんっ、ふっ、ん、んーっ!!」
目を閉じていると闇の中で女がどんな表情をしているかもジェフにはわかった。
乳首を影の手で揉ませ、クリトリスを影の舌でねぶらせた。
パン、パン、パンパン、パン、パンパンパン、パンパンパンパン!
女が何回イッても関係なく、ジェフはしだいに打ちつけるペースを射精めざして激しくしていく。
「くっ、出すぞ!」
三回目の中出しをした。
どひゅどひゅっ!
「ぁ、あぁぁっ、んっ……ハァ、ハァ」
女の膣内からジェフが肉棒を抜き出すときには、女の口をふさいでいたのや、乳房を揉ましたり、クリトリスを舐めさせていた影を隠した。
女はあえぎ声と絶頂の余韻で熱い息を吐きながら、壁にはりつくように、しかし尻を突き出したまま、膝を震わせて立っていた。
ジェフの出しまくった精液が逆流して女の内股をしたたり落ちていった。
女は蕩けた表情を浮かべていた。
目を閉じて女の地面に置いたバックの位置を確認すると、女の金貨袋をつかみ出す。
女はまだ連続絶頂の余韻から開放されておらず、ジェフが女の金を没収したのには気づいてないようだった。
「またな」
ジェフはまだ動けない女を、その場に残して立ち去ると、酒場に行く。
(運動したあとの一杯は格別だな)
闇の中で目を閉じて闇の中のものを視ることはできるようになった。影の揉む手や舐めさせる舌の使い方は実際に自分の手で揉んだり、舌で舐めるようにはいかない。
動きがぎこちなく、まだ使いこなせない。
ジェフはそれでもそれなりにスッキリした気分で酒を飲んでいた。
(今頃、あいつ、俺をさがしてるかな)
ジェフは闇の中で視た女のしどけない表情や小ぶりだが手ざわりのいい乳房を思い出して、ニヤニヤしていると「あら、なんかいいことあったの?」とおネエの酒場の店長が声をかけてくる。
フレデリカ・マーロー。
ジェフに騙されて連続中出しされて、金品を強奪された二十歳の娼婦。
ジェフが立ち去ったあと、しばらくして我に返った時でも内股に垂れた精液が乾いていたが、まだ股間は疼いている。
乳首や乳房、クリトリスが火照っているような、まだ感触が残っているような気がした。
ふらふらと自分のバックを持ってこの場から離れようとしたが、まだふらふらとする。
バックを持って裏路地から出て、ようやく中に入っていた金貨や銀貨の入った小袋がなくなっていることに気づいた。
情けなさと悔しさで泣きそうになった。誰かに声をかけられたら泣き出していたかもしれない。

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