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ガルシーダの闇
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ガルシーダの闇 13


影に潜むものに凌辱され、娼婦ドリー・レノンは気絶した。
再び気がついた時には、男の体の重みを感じた。べットで仰向けにされてジェフに上からかぶさるように押さえ込まれていた。
ドリーは助けを求めなかった。自分から喉をならして唇を開いた。ジェフと舌を絡みつかせた。
ジェフはドリーの顔中を舐めた。お返しにドリーもジェフの頬を舐め、耳たぶを噛んだ。
ジェフは無表情で、無言のままドリーに勃起した肉棒を握らせた。
すぐにシックス・ナインの形をとり、二人は互いの性器を唾液で濡らした。
ドリーはあえぎ、身悶え、夢中でジェフのものを扱きぬいた。
のませて、のませてと口走った。
出してほしかった。汚されたかった。
ジェフが口唇を押しつけて、ドリーの陰唇をしゃぶりまくり、クリトリスを舐め転がす。
ドリーも勃起を、舐め、しゃぶり、唇の端からよだれをたれ流して、頬をすぼめるように激しく吸いまくる。
ジェフが放出した。
男の性臭の白濁した原液がドリーの顔と口元にかけられた。
ドリーは唇を舐め、白濁はしたたり、喉から首へ、そして胸元へと落ちた。
ジェフの放出はなおも続く。
ドリーは乳房を自分で揉みまわして白濁をなすりつけた。
ありえない量の放出を続けながら、ジェフはクリトリスを舌先でねぶり、尻の肉に指を食い込ませて逃がさない。
ドリーはジェフの口元を溢れる愛液まみれにしながら、痙攣した。
ジェフはそこで意識を取り戻した。
何が起きたのかわからなかった。
起き上がると、虚ろな目で唇を半開きにして頬を染めた、精液まみれの乳房を上下させているドリーが見つめていた。
(俺は何をしたんだ?)
酔っていたとはいえ、一度やっていちゃついていたあと、記憶をなくし、気がついたら萎え始めている半勃起の状態で、口元は愛液まみれである。
ジェフはひどいめまいを感じ、ドリーの隣に寝そべった。何日も徹夜したような重い疲労感があった。
ジェフはそのまま眠り込みそうになる。
ドリーがジェフに添い寝をするように体の向きを変えて、脚を絡ませて抱きついてきた。
「私はドリー・レノン、淫乱な牝奴隷。あなたに忠誠を誓い全てを捧げます」
ドリーがジェフに囁いた。
ジェフは大量の精液を放出したのと、操られていた疲労でそのまま眠りに落ちた。
ドリーは影にそう言うように気絶寸前のときに命令されていた。催眠の暗示に近い。
領主の館や黒猫亭では何も起こらなかった。
翌日、大通りにバランの遺体、それも衣服の中はかなり腐敗が進んでいるものが発見された。
黒猫亭で警備していたジェフの父親バート・ウィリアムは部下のアレスに衛兵隊長ケビン・プライムに、容疑者らしき遺体が発見されたことを伝えるように命じて、遺体を確認に行った。
バートは、バランの遺体の損傷から死後かなりの日数が経過していると判断して首をかしげた。シスターマリーは死体に殺害されたという結論には結びつかず、誰かがバランに変装して犯行におよんだと考えた。
遺体は教会の地下室、死体安置室に衛兵たちによって運ばれた。教会の地下室は夏でも気温と湿度が低く、街の者が亡くなると墓穴に埋葬される前の遺体は葬儀まで保管される。
バートと衛兵たちが地下室の石扉を開くと、そこには失踪したはずの子供たちが倒れていた。
「しっかりしろ!」
バートが子供たちの生死を確認と意識の確認をすると眠り込んでいた子供たちが目をさました。

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