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亡国の王子
官能リレー小説 - ファンタジー系

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亡国の王子 7

「!?殿下?!」
自分へと向かってくるその凶悪なまでの剛根に、サラは驚き、同時に身体の奥深くでは不思議な疼きも感じていた。
「すまない・・・サラ・・・もう自分を抑えることができない・・・逃げてくれ・・・」
生真面目な性格で、性的な知識の少ないサラではあったが、リードが何をしようとしているのかは理解した。
だが・・・・
動けない。
まるで彼の剛根に魅入られたように、サラの視線は剛根に釘付けとなっていて「逃げよう」という意識が働かないのだ。同時に、彼の性格も知るだけに彼が女性にこのように接する事に不審を抱いたが、行動に移すことはできなかった。
「ううっ、サラ、ごめん!!!!」
がしゃっ。
鎧の金具同士や地面の小石とぶつかる音がして、サラは押し倒された。
「殿下・・・」
近衛騎士という立場上、彼を傷つけるわけにもいかず、サラは覚悟を決めた。
尻もちをついた彼女の、鎧の前当てを持ち上げると、鎧を外さずに排泄できるよう、鎧下に絹のスカートが入っているだけで下着を着けていない秘所が月明かりの元、あらわになった。
「綺麗だよ・・・。」
陰毛の全くないピンク色のその秘所を見て、リードは言った。
そして、彼の指がサラの秘所をまさぐる。
その動きは意外なほど優しく、既に濡れはじめていた秘所は愛液が少しずつ多くなってゆく。
「あ・・・殿下・・・」
潤んだ瞳でリードを見つめているサラに、指による刺激が次々と与えられてゆく。
女穴の中に指2本が入り、くちゅくちゅといじる。
そしてそれはクリトリスも例外ではなかった。
「あん!」
追われている身であることを思い、小さく声をあげる。
女の最も敏感なところを触れられてその身に走る快感。
「あ、あ・・・・」
リードの指が、女穴を優しくいじり、愛液ですべりがよくなっていっそうの快感を与えた。
「サラ、いいかい・・・・?」
決意をたたえた微笑みを浮かべてサラは、「はい。来てください。」と言った。
「ごめんサラ、入れるよ。」
太い剛根が、サラの秘所を割って、ゆっくりと押し入ってゆく。
「ううっ・・・」
傷みをこらえて、今まで誰にも開いていなかった秘所に、剛根を受け入れてゆく。
魔族の媚薬成分のせいで性欲を抑えきれないなら、せめて必死で自分を抑えてできるだけ優しいセックスをしようとリードは決めた。
サラの痛みを少しでもごまかそうと、リードは彼女の濡れて勃起したクリトリスを軽く擦る。
ミチミチ・・・・
剛根が、少しずつ女穴を満たして行き。
ぶつり。と何かをちぎる感触と共にリードの剛根はサラの奥深くまで貫いた。
「大丈夫かい?」
「はい。殿下のお苦しみに比べればこのくらいは何でもありません。」
微笑んでサラは答えた。その表情にうたれたリードは、「可愛い・・」と呟いた。

アンビエント帝国の歴代皇帝や皇太子の中にはメイドや女性の近衛騎士の中から魅力に優れた娘をお手付きにする者もおり、サラ自身、こうしてリードに体を求められることは悪い気はしなかった。

「痛くない?ないなら動くよ。」との言葉に彼女は、「はい。」とだけ答えた。
早速リードが動き出す。
処女のサラが相手なのでゆっくりとした動きではあったが、それでもサラは痛みと同時に、ほんのりと快感も感じていた。
ただでさえ絶倫だった剛根が、女魔族たちに鍛えられてしまい、サラの膣奥深くまで刺し貫く。
人間の女性を抱くのは初めてだったが、女魔族たちとの爛れた性活は、彼の技量を磨いていた。

「あん、ああっ!殿下ぁ。」
サラも少しずつ快感が痛みを上回ってきたのか、甘い声をあげる。
リードの大きな陰嚢が、彼の動きに合わせてサラのヒップをべしべしと叩く。
「ああっ、気持ちいいよサラ!」
「わ、私もっ!」
不意に、リードはサラの唇を奪う。そして、舌を入れようとする。
サラは最初、どうすればいいのかわからなかったが、意を決して彼の舌を受け入れた。
腰を打ちつけながら、舌を絡めるふたり。
それがお互いの性感を高め、リードの腰の動きも少しずつ激しくなってゆく。
さらに、単に突くだけでなく微妙に突く角度を変えて、膣内のいろいろな個所を擦ったり、クリトリスに剛根をすりつけて強烈な快感を与えたり。
リードが唇を離した時には、サラはすっかり出来上がっていて、女の喜びに意識が朦朧とするような快感を味わっていた。
リードにとっては複雑な思い出ではあるのだが、女魔族たちの相手をさせられているうちに彼はセックスの技巧も身に着けていたのだ。
「はぁぁん、殿下ぁ!私、私・・・」
声を抑えることも忘れて喘いでいる。
どうやら絶頂が近いらしく、サラの膣がきゅきゅっと締まる。
「イきそうかい?嬉しいよ!!」
リードの信条として、セックスの時は相手の女性も一緒に気持ち良くなってほしいのだ。そしてそれは相手が人間でも魔族でも変わらなかった。
彼も、自分も達するべく腰の動きをさらに激しくする。
「はぁん、あ、あ、殿下ぁ、あっ!!私、あーっ!」
サラがまず絶頂して、子種を搾るべく強く締め付ける。
「イくよっ!!」
思いっ切り深く突いて、リードは欲望を開放する。
どくっ、どくっ、どくっ、どくっ、どくっ、どくっ・・・・・・・
数多くの女魔族に女の喜びを味わわせてきた絶倫巨根が、サラの中で弾けるように脈動し、大量の子種を膣内、そして子宮へと送り込む。
「ああ・・・殿下ぁ・・・・」
うっとりとした瞳でサラは彼を見上げていた。
その幸せそうな彼女の顔を見て、リードは無上の喜びを感じていた。

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