PiPi's World 投稿小説

亡国の王子
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 54
 56
の最後へ

亡国の王子 56

「かわいいよ、サリー」
「そんな、リード様っ、あっ!」

 リードは抱いた片手で彼女の体を支え、もう片手で彼女の背中をメイド服の上から優しく撫でる。サリーはされるがまま、軽くイっていた。
 ずちゅっ、ぱちゅっ、と淫らな音が流れ続け、リードも限界が近くなってきた。
 
「サリー、そろそろ…」
「あん、は、はいっ!くださいっ!!」

 リードがラストスパートに入り、精液を求めて降りてきた子宮を何度も突き上げる。
 ずちゅ、ぱちゅ、ずちゅ…

「ひゃぁん、あ、あ、ああっ!!!」
「僕も、イくよっ!!」

 びゅるびゅる、びくびくっ!!
 サリーの中で剛根が、爆ぜるように脈動する。生命力を誇示するように、白い愛欲を彼女の中に何度も何度も叩き込む。

「あ……リード……様……」
「素敵だよ、サリー」

 うわごとのように彼の名を呼ぶサリーを、リードは優しく抱き続けていた。
 そんな二人の様子を、静かに眺めていたシンシアとサラは。
 
「自分も抱かれている時はああなっているとはいえ、見ていると羨ましくなるな」
「サリーったら、あのように大切にされて…ちょっと妬けちゃいます」
(正妻たるシンシア様が一番大切にされていると思うが…、だが隣の芝生は青いというし、仕方ないか…)

 サラはサラで、シンシアにも羨望してしまうのだが、言うわけにもいかないと思うのだった。
 彼女達の見ている前では、サリーがリードの手助けを受けて、彼の上から離れたところだった。サリーが離れた後も力を失わない剛根が、精液と愛液にぬらついて輝いている。

「ほら、サリー」
「ありがとうございました」

 そのままサリーは、リードの剛根を口にし、お掃除フェラを始めた。
 丁寧に舐めしゃぶり綺麗にして呉れるサリーに、リードはゆったりと身を委ねていた。
 綺麗にした剛根を、サリーが服の中に戻す。
 彼女に手伝ってもらいながら、身なりを整え直すリード。

「シンシアも、サラも、そしてサリーも。ありがとう。とりあえず落ち着いたよ」

 三人を抱いたことで、彼の中に渦巻くあの衝動は鎮まった。
 彼の嬉しそうな姿を見て、シンシア達も嬉しくなり微笑んだ。

「さあ、まだ少し仕事が残っていますし、終わらせてしまいましょう」
「弓の練習に行っていたエルフィーネも、じきに戻ってくるでしょう。その前に終わらせた方が良いですよ」

 シンシアとサラが、相次いで彼の背中を押す事を言った。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す