亡国の王子 55
「あああんっ!!」
毎日のように抱かれて慣れてきたとはいえ、まだ未熟な女穴を剛根に押し広げられたサリーは、悲鳴を上げた。
でも、その声には嫌がる様子は無く、むしろ喜びに満ちた甘さを多分に含んでいる。
可愛いメイドの少女の奥まで、リードの剛根が進む。
「サリー、動くよ」
「はい…♪」
挿入されて軽くイったのか、声も表情も、どこか浮ついている。
リードがゆっくりと、ずちゅっ、ずちゅっ、と抽送を繰り返し、サリーは少し股を突き出すように、身体をやや後ろに倒して、両手を机について上半身を支えている。
「ん、ああっ、んっ、あっ」
「かわいいよ、サリー」
リードが突くごとに、サリーの首と髪が揺れ、おっぱいを弾ませる。
普段はシンシア付きのメイドの少女であるサリーも、この時には女穴にリードを受け入れて喜ぶ一人の女であった。
幸せの余韻と共にこの情景を見ていたシンシアは思った。
私もリード様に抱かれている時はあのような顔をしているのかしら?と。
同じく、近くに控えているサラも二人を見ながら思った。
私も殿下に抱かれている時はあんな顔をしているのだろうか…と。
その時、ふとシンシアとサラの視線が合った。そして同じ女として、互いが同じことを思っていた事に気づいた。
リードは、甘い声を上げるサリーを突きながら、彼女を抱き寄せる。
それから、一瞬ずつシンシアとサラに視線を向けて、彼女たちの様子を見た。
あの二人、親友兼ライバル同士みたいだな…と一瞬思うが、すぐにサリーに意識を戻す。
「あ、あっ、リード様ぁ、あっ!」
「サリー、サリー!」
抱きしめられた腕の中で、嬌声を上げるサリー。
リードも突き方をあれこれ変え、サリーの女穴の右側を擦ったと思えば今度は奥を、さらに剛根で淫核を擦ったり、変化をつけている。
(その調子だ、もっと犯せ!)
リードの頭の中にあの欲望の声がする。
(黙ってろ!)
心の中で怒鳴り返し、意識をサリーに向ける。
まだ14歳とはいえ、発育も良く柔らかいサリーの身体を、快感と愛される悦びとが走り回る。