亡国の王子 45
近衛騎士サラの手も伸びてきた。
「相変わらず濃い…胎内で出していただかなくてはもったいないほどだ」
「さあ、もったいないですけれどお流しします」
サリーが湯をかけてシンシアの胸から精液を洗い流す。
「次はいかがなさいますか?」
「このおっぱいで」
「はいっ」
リードは眼前のシンシアのおっぱいを優しく持ち上げる。
するとシンシアはリードの両足の間に入り込み、膝をついて自らのおっぱいで剛根を挟み込む。柔らくて、でも張りもある見事なおっぱいがしっかりと包み込むが、それでも大きな先端が飛び出していた。
「ふふ〜」
「うわっ?!」
背後のエルフィーネが抱きつきながら奉仕椅子の溝から入れた手で彼の玉を揉んでいたが、それが強くなったのだ。驚いたリードも声を上げてしまう。
「殿下…」
サラが顔を近づける。
リードの唇を欲している事を見て取って、彼もサラに顔を向け、ゆっくりと唇を触れ合わせた。そのままお互いに優しく、唇を絡めあう。
ちゅっちゅっと、ついばみあうような音がさざめく。
挟まれ、揉まれ、唇を交わし、リードの心が暖められていく。
「ますますお堅くなられていますね」
シンシアの言葉は、茶目っ気と焼きもちが少しずつ交じっていて。
もっちりしてきめの細かい肌に包まれたおっぱいがしっかりと挟み込み、滾る剛根に優しい快楽を与えている。
毎日の奉仕で手慣れてきたシンシアのパイズリは、良い身体を持つ者が多い上流階級においてもなかなか得られない素晴らしいおっぱいにも助けられて、尽くされるリードに尽きることの無い幸せを与えている。
「リードのココ、また出したいのね。元気にピクピクしてる」
「ああ…」
どこか弄ぶような調子で背後のエルフィーネが声をかける。
彼の袋を手で揉み続ける彼女は、シンシアのパイズリ に対抗するかのように手揉み奉仕を続けている。
「ほら、リード様ぁ…」
「んっ…」
左側に来たサリーがリードの手を取ると、自身の胸へと誘う。
まだ硬さの残る膨らみが彼の手に包まれる。
弱く揉み、硬い芯を解すように。唇を交わすサラの口の中に舌を入れ、彼女に絡めることも忘れない。
彼の手の中で、幼い割に発育のよい胸が形を変えるたび、濡れた艶やかな肌が朝の光をきらめかせる。
柔らかさと張りを併せ持つおっぱいに包まれた剛根が、心からの奉仕に喜ぶようにさらに元気に勃起する。
剛根を挟まれ、袋を揉まれ、舌を絡めあい、その手にも乳房を捧げられ、4人もの愛しい女の子に奉仕され、まるで漂っているようにも思える幸せがリードの心を満たしていく。
幸せと、快感が、彼の心臓を多重奏のように躍らせ。
唇を重ねながらリードの吐息が、再び激しくなっていく。
「リードったら、もうピクピクしてる」
「リード様、もっと揉んでください」
「お大事が、すごく元気になってます…ちょっと妬けちゃうくらいです」
エルフィーネとサリーとシンシアが相次いで言った言葉に対抗するように、サラはより強く唇を押し付け、口の奥まで愛するように舌をさらに伸ばす。