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亡国の王子
官能リレー小説 - ファンタジー系

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亡国の王子 39

んぐ、んぐ・・・・
勢いよくほとばしるリードの子種をシンシアは必死に飲んでいる。
その顔にも瞳にも、嫌そうな気配はまったく窺えず、最愛の男の出した子種を一心に飲む、ひとりの愛する少女の姿がそこにはあった。
(シンシアみたいな素敵な娘が一心に精液を飲んでくれるなんて、僕は本当に幸せ者だよ。)
うれしくて、いとしくて、リードは射精を続けながらその手をシンシアの頭の上に優しく撫でた。
それを見つけたエルフィーネの動きも激しさを増す。情熱的に。
(そうだね)
リードはもう片方の手で、エルフィーネの頭を撫でる。
必死に奉仕していたエルフィーネも、優しい表情を浮かべた。

こく、こく・・・こくん。
「すごくいっぱい・・・殿下ったら、私のお胸、そんなによかったですか?」
何とかリードの精液を飲みきったシンシアが嬉しそうに尋ねてきた。
「あれを飲みきるとはいつもながら、さすがシンシア様・・・」
横で見ていたサラも、これには感心している。
「シンシアありがとう。とっても気持ちよかったよ。」
深い満足感に包まれながら、彼女の頭を撫でつつリードはお礼を言った。
既に長い射精は終わっており、今はシンシアが剛根をお掃除してくれていた。
最愛のシンシアの口中で剛根は力を失わず、お掃除されたことでさらに力を増していた。
「うふふ。綺麗になりましたわ。」
満足げにかわいく微笑んでシンシアは言った。
「よし。」
リードは背後のベッドに腰掛けた。
「おいで、シンシア。」
「はぁい。殿下♪」
嬉しそうに、シンシアはリードの両足をまたぐ。
だが背後ではちょっと残念そうな雰囲気が。エルフィーネだ。
「ごめんねエル。もう少し待っててね。」
「はい。」
リードが優しい口調で告げると、とりあえず彼女も引き下がった。
「殿下ぁ・・・殿下にご奉仕してたら、もうこんなになっちゃいました。」
かわいくもえっちな微笑みを浮かべてシンシアが告げる。
リードが指を当ててみると、彼女の毛の薄い秘所は、すっかり濡れきっていた。
「ひゃあん!」
クリトリスに軽く触れられたシンシアが嬌声を上げる。
同時に、リードの中で喜びがこみ上げる。僕でこんなに興奮してくれたのかと。
じわじわと深まる喜びをかみ締めながら彼は言った。
「嬉しいよ。こんなに濡れてくれるなんて。」
「もうっ。殿下ったら。」
「そろそろひとつになりたいな。」
「わかりましたわ。」
シンシアは笑顔でうなずくと、やさしく剛根を握り、その真上に秘所を持ってきてゆっくりと身を沈めてゆく。
(やっぱりすごいなあ。こんなにたっぷりしてるのにまあるく綺麗で・・・)
ちょうど目の前に来たシンシアの美巨乳を見て、彼は思った。
つぷっ・・・
先端が濡れた女穴をかきわける。
「ん・・はぁん・・」
ずぶずぶと、リードの剛根がシンシアの奥深くまで入ってゆく。
締め付けもしっかりしていて、多くの襞が剛根に触れて心地よい。
対面座位で最後まで貫くと、シンシアの顔がリードの斜め上に。
大きなおっぱいが彼のあごや鎖骨のあたりに来た。
柔らかい感触も心地よくて剛根にはますます愛欲がみなぎる。
あえてすぐには動かず、シンシアを抱いたまま彼は顔を上げ。
シンシアも気づいて、やや下を向いてくちびるを合わせる。
ちゅっ・・ちゅっ・・・
下半身でもつながった少年と少女は、互いの愛を確かめ合うようにお互いの舌を絡めている。
ちゅぱ・・ぬちゅ、ちゅぷ・・・
「お嬢様、素敵です・・・」
「シンシア様、あんなに愛されて・・・」
「あたしもあんなふうになりたい・・・」
いつの間にか回復したサリーにサラもエルフィーネも、もっとも深く愛し合う二人のキスを見て羨んでいた。
不意に、どちらともなく唇を静かに離す。
「ん・・・」
「あ・・・」
見つめあうふたり。
「じゃ、動くよ。」
「はい♪」
その言葉とともにリードはずっ、ずっ、と軽く突き上げる。
「ああん♪」
お互いに抱き合ったまま、しっかりと密着したまま突き上げ続ける。
顔や肩に当たるおおきな胸の感触が心地よい。
「あっ、あっ、あっ・・・」
リードの突き上げに反応したシンシアが、気持ちよさそうに声を上げている。
ふたりの体の中で、快感が走り回り。
「好きだよ、シンシア。」
「私も、リード様のことが・・はああん!」
愛の言葉を交わしながら、動き続ける。
連日のセックスでこなれてきた女穴はリードの剛根をしっかりと包み込んで。
場所によって締め付け具合の変わり、変化に富む感触を与えていた。
経験を積んでますます逞しくなった剛根は広い笠でシンシアの女穴を深くこすり上げ、奥深くまで突き上げる。
ずちゅっ、ずぷっ、ずちゅっ・・・
いつしかシンシアも腰を動かし、リードの腰の動きに合わせて剛根を気持ちよく締め付けていた。
「あっ、リード様ぁ、リード様ぁ!」
興奮が増し、シンシアの発する呼びかけはいつもの「殿下」ではなく幼いころの呼び方である「リード様」になっていた。

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