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亡国の王子
官能リレー小説 - ファンタジー系

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亡国の王子 26

小柄な彼女の手には、いや、大の男の手にも余る大きさの巨乳に両手を当てて、サリーは主の胸を優しく揉む。
柔らかく、それでいて張りのある美巨乳が、小さな手の動きに合わせて形を変える。
「あ・・・サリー・・」
「どうですか?」
「ああ・・いいわ・・ありがとう」
可愛い従者の奉仕に力を得て、シンシアは痛みに耐えつつ少しずつ、腰を沈めてゆく。
ある程度剛根を受け入れたところで、引っかかる感触がして、彼女の腰が止まる。
処女膜だ。
「リード様、私の初めてを、お受け取りくださいね。」
微笑みながらつぶやくと、シンシアは意を決して腰をさらに沈める。
(シンシア様・・・・ううっ、殿下が羨ましいです。)
そう思いながらもサリーはシンシアの胸を揉む手は止めない。
ふつっ・・・
「うっ・・」
何かがちぎれる感触がして、シンシアの腰がさらに沈み込み、剛根をさらに深く受け入れてゆく。
「ああ・・・」
さらに幸せな表情を浮かべるシンシア。
奥まで突かれるような感触。
リードを最奥まで受け入れたのだ。
「ああ・・・リード様・・・」


「ん・・・」
ぼんやりとした意識が段々とハッキリしてきて、自分が眠りから覚めるのだということをリードは感じる。
後は毎日やっているように目を開いて着替えれば、また新しい一日が始まる。
(まだ寝たりない感じだけどもう朝なのかな?)
「う〜ん・・・」
だが、目覚めた途端リードの下半身で何か生温かいものが触れているような感触がした。
(アレっ?)
いや、触れているなんてものじゃなく、誰かが自分の体の上に乗ったまま、肉棒を挿入しているのだ。
少し前のリードならこの時点でパニックを起こしていただろう。
しかし、実はリードがこんなシュチュエーションを味わうのは初めてでは無かった。
(んん・・・エルってば、また我慢できなくなったのかな?)
普段はツンツンしているエルフィーネだが、リードと二人きりの時は別人かと思えるほど甘えん坊で可愛らしく、時には自分から積極的にエッチを求めてくるのだ。
「う〜ん・・・ダメじゃないかエル。抜け駆けしたらまたサラと喧嘩になっちゃうだろう?」
半分寝ぼけている頭の中で、自分のお腹の上に乗っている人物の正体に当たりをつけ、リードは眠たそうに目を見開く。
「ふぁあっ・・・んんっ・・・あっ!リード様、ようやく起きられましたのね♪」
「えッ?・・・えええええええええええええええええええええ!!!!?????」
予想に反して覚醒したリードが見たものは、仰向けに寝ている自分の上に乗っかっている婚約者の姿だった。
「そんなに驚かれなくても・・・私が相手じゃ、お嫌ですか?」
腰を振りながらも可愛く小首を曲げるシンシアであった。
「そ、そんな。嫌じゃない、というか嬉しいけど・・・」
「シンシア様、煮え切らない殿下にはたっぷりと御絞りして差し上げたらいいのですわ。」
シンシアの後ろでサリーが助言する。その声音にはちょっと嫉妬が混じっていた。
「ああん、リード様のお大事、私の中で奥まで届いていますわ。」
快感を味わうシンシア。だがリードは。
(まずい・・・このままではあれが暴れ出す!逃げないと!)
「シンシア、ごめん!」
慌てて腰をおこしてそのまま後ろへ身を引こうとするリード。
「痛っ!」
ベッドにロープで繋がれたリードの両足が、逃げようとした彼の動きを止めたのだ。
「ふふふ、殿下、逃がしませんわ。昼にシンシア様に恥をかかせたこと、お忘れではないでしょうね。」
シンシアの背後から顔を出すサリーの表情は、笑みは笑みでも怒りのこもった笑みだった。
その間も、サリーの両手はシンシアのたっぷりとした美巨乳を揉んでいる。
「アンッ・・・さ、サリー。余り強く胸を揉まれると痛いわ」
「あ!申し訳ございませんお嬢様。お嬢様の胸の感触が余りにも甘美だったので、つい手に力を込めてしまいました」
そう言って謝罪しつつサリーは胸への責めを続ける。
女性ならではの優しくて繊細なタッチで敏感な乳房を弄ばれ、シンシアは可憐な唇から、思わず深い快楽の吐息を漏らす。
そして、その度にシンシアの膣は無意識に蠢き、リードの肉棒をギューッと締めつける。

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