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亡国の王子
官能リレー小説 - ファンタジー系

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亡国の王子 25

興味津々で質問するシンシアにサリーは、「いくら私たちが女とはいえ、ふたりがかりなら逃がしはしません。殿下がお気づきになった時には、私たちがしっかりいただいちゃってるというわけです。ふふ。」といたずらっぽく微笑みながら言った。
童顔で可愛いサリーがそんな顔をすれば年頃の少年なら一発でくらっと来そうである。
その後ひとしきり、美少女主従は打ち合わせを続けるのだった。

そして、その日の夜。
この日は脱出してきたばかりのリードが疲れているということで、入城後は特に行事も無く夜を迎えた・・・。

静かにリードの寝室のドアを開き、シンシアとサリーは忍びこむ。
お嬢様らしい楚々とした動きは、意外なまでの静粛性を彼女に与えていた。
「殿下がお休みですね。」
リードは天蓋付きベッドの中央で、静かに寝息を立てていた。
どうやら旅の疲れが出たようで、少々の刺激では起きそうに無いほど熟睡している。
「好都合です。では、今のうちに準備を整えてしまいましょう」
そう言うとサリーはどこからかロープを取り出す。
「あ、あのサリー・・・あなた一体何をする心算なの?」
「ご安心下さいお嬢様。お嬢様に恥をかかせた分の代金をタップリ払わせて差し上げますので・・・」

(恐ろしい事考えるのねこの娘・・・)
姉妹のように仲良く育ったメイドの考える事に、ちょっと腰が引けてしまう(でも腰の奥深くに受け入れたい)シンシアであった。
「いくらなんでもそのような失礼なことをしては・・・ってサリー!」
シンシアが小声で叫んでいる間に、サリーはリードの左右の足首をそれぞれベッドの天蓋の左右角の柱に繋いでしまった。驚くべき手際だ。
「お静かに。」
もうサリーはリードの毛布まではがしている。
「さあ、いよいよ殿下の御持物を出します。見事に勃起なさってますわ。ほら。」
サリーの手がシンシアの手を導き、リードの股間にそっと触れさせる。
そこは力強い剛直となって熱を帯びていた。
サリーはそっと、リードの夜着を脱がせて股間を露出させた。
ぴん!
夜の空気にさらされた剛根が、見事に天を突いた。
月の光に照らされ、剛根が黒光りする。それを眺めながら、「まあ・・・大きい。これはなぶり甲斐がありますね。」復讐心と嫉妬、それに情欲が混じった笑みが、サリーの可愛い顔に浮かぶ。
「さあシンシア様、ご用意はよろしいですか?」
ぬちゅ・・・
サリーは向かい合っていたシンシアの夜着の間に手を入れると、秘所に指を伸ばして濡れているか確認した。
「あっ・・・」
触られて、ちょっと気持ちよかったらしくシンシアが小さく声を上げる。
「この上に跨って、腰を沈めてくださいませ。太いので不安ではありましょうけど、女は度胸です。」
「ええ・・・・。」
決意に表情を引き締めると、シンシアはリードを跨いだ。
「リード様・・・」
シンシアはリードの剛根を優しく握るとその先端を、期待に濡れた自分の割れ目にそっと当て、ゆっくりと腰を沈めてゆく。
「つっ・・・」
「痛いのですね・・・」
シンシアの初の挿入を見守る、サリーも不安げだ。
巨根といっていいリードの剛根を、シンシアの秘所がゆっくりと、ゆっくりと受け入れてゆく。
声を上げてしまわないように、慎重に、慎重に。
シンシアの美しい顔には、女としての嬉しさと痛みとが半々で同居していた。
みちみち・・・・・
処女らしい強い締め付けが、リードの剛根の亀頭を握りしめている。
「ん・・・・」
リードがわずかに声を上げた。
「シンシア様・・・お気を付けください。せめて完全に繋がるまでは目覚めさせないように。」
「ええ・・。」
自らの秘所に、初めて受け入れる「男」。
それが最愛の人である喜びと、初めての痛みと。
喜びで痛みを押し殺し、少しずつ、シンシアは腰を沈めていた。
「シンシア様の痛みが少しでも消えますように。」
そこでサリーはシンシアの背後に回ると、彼女の美巨乳に両手を伸ばす。

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